日誌

歴史のある学校


北校舎の裏に高くそびえる、初代校長小安 博先生の
顕彰の碑です。最初、明治5年に滝泉寺で始まった、
第九小学校(当時は西砂川小学校)。1900年
(明治33年)に現在地に移転。高等科も併設し、
西砂川尋常高等小学校と改名。開校記念日もこの日。
その時に初代校長小安先生が就任され、20年間お
つとめになりました。その翌年の大正10年に同窓
会などが建てたものです。この碑ですら、なんと、
99年前のもの!
 
校長としてはもちろん、この地域の名士でもあり、
教育をはじめ砂川の地の発展に尽力されました。
小安先生はきっと、今大変な中頑張っている第九
小学校を、応戦してくださっていることでしょう。

校長室に歴代校長先生のお写真が飾られていま
すが、なんと現在の菊池校長先生で25代目。
飾りきれないほどの人数なので、このような形
で飾らせてもらっています。(大きな額の写真
はもちろん大切に保存してあります。)

明治43(1910)年に、当時としては珍しく、制服を
着ることになりました。140周年の記念に再現された制
服のようです。

古着でも作れる、紺の木綿の制服を考えたとのことです。
男女とも黒っぽい制服だったので「カラス学校」と呼ば
れたそうです。もしかしたら、うらやましがられたのか
もしれませんね。今年148歳の歴史ある学校です。

(立川ではありません)
今日東京の感染者が200人を超えてしまいました。また、
日本全国に非常事態宣言も出ました。毎日ホームページの
トップ記事をご覧ください。(今日も追加記事があります。)
明日も、みなさん健康に気をつけてがんばりましょう!
ぜったい負けないぞ!!

おまけ
小安先生のことを調べようと、創立100年記念誌を読んで
いたら、なんと昭和55(1980年)には、九小に、児童
は1157人(今の倍以上!)、にわとり9羽にアヒルが2
羽の11羽(これまた今の倍以上!)でした。大きな学校で
したね。飼育委員があったとはいえ、飼育小屋も大家族でし
たね。「ガーガー」「コケーコ」と、にぎやかだったことで
しょう。