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かっこうの習性
後ろを振り返ると、カッコウの雄が鳴きながら
必死でメスを追っかけていました。まったく、
男って奴は・・・。
そのカッコウ、他の鳥の巣に卵を産んで
違う鳥の親が、懸命に育てるのです。託
卵(たくらん)と言います。ご存じの方
も多いかと思います。でもこんなに大き
なカッコウのひななのに、親鳥は気がつ
かないのですかね。
そして、残酷なのですが、早く生まれた
カッコウのひなは、他の卵を落としてし
まいます。それなのにだまされた親鳥は
カッコウを育ててしまうのですね。
この中の1つだけカッコウの卵だそうです。
これじゃあ、見分けが付かないですね。
九小でよくないているカッコウですが、
こんな習性もあるのですね。
(最近の読者向けのクイズです)
一見平和に見える、このニワトリ小屋で、
厄介者は何でしょう。
答えはすずめです。この盗人すずめは、網の
わずかな隙間から入り込み、にわとりのえさ
を横取りします。「九小すずめ」と呼んでま
す。又にわとりたちは盗られて何もしません。
「九小すずめは太っている。」と誰もが思い
ます。