『松中小の新しい日常』〜差別・偏見を減らそう〜

終業式で6年生が進めている『感染症予防プロジェクトチームが、感染症に関連した差別や偏見を無くそうと校内に呼びかけました。とても短い時間でしたが、立派にまとめあげました。 


6年生では、いま、学校のリーダーとして3つのプロジェクトチームを作って活動をはじめました。ぼくたちの「感染症予防」チームは、新型コロナウィルスの予防についてのことや心も体も健康に生活できるような予防についてみなさんにお知らせをしていきます。

今日は、今まで学校でみんなで取り組んできたことの振り返りをすることとプロジェクトチームで勉強したことをお伝えします。

 

新型コロナウィルスが流行して「あたらしい日常」という言葉をよく聞くようになりましたね。手洗い、マスク、さんみつ(むんむん ぎゅうぎゅう ざわざわ)を避ける、ソーシャルデイスタンスをまもる(最近はフィジカルディスタンスと表現することが増えてきました)、また、先生方は、ぼくたちが帰った後、教室などの消毒をしてくれています。今までとはちがった「あたりまえ」が生活の中にたくさんあります。

 

これから夏休みになりますが、学校でなくてもこうしたことを忘れずに生活していくことが必要です。自分を守るためにも 家族や友達を守るためにもわすれないようにしましょう。

 

つぎに、私たちが勉強したことをお伝えします。

それは、病気や病気の人に対する差別する心やまちがった考え方のことです。

1年生には少し難しいかもしれませんが、想像しながらきいてください。

世界では多くの人が「新型コロナウィルス」に感染しています。治療をしてなおった人もたくさんいます。残念ながらなくなってしまった人もいます。感染した人の中に自分で病気になりたいと思っていた人は、いるのでしょうか?

また、治療にあたってくれている病院の人は予防策をとっていても感染してしまった人もいるそうです。

想像してみてください。

自分がもし感染した人だったとしたら。お医者さんや看護師さんだったとしたら。

差別や心ない悪口を言われたらどんな気持ちになるでしょう。

 

他にも、私たちの生活を見えないところで支えてくれている仕事をしてくれている人たちがいます。例えば、緊急事態宣言で学校が休みだった時もいつも通りごみを集めてくれたり、外出が制限されたことで食べ物や荷物を配達してくれたりしていた人がいました。

こういう時だからこそ、そうした方々に感謝の心をもって接していくことが大切なのではないかと思います。

 

病気に対して、差別や間違った考えで接するのでなく、あたたかいこころや思いやりの気持ちで接していくことが大切なのだと思います。

これで6年「感染症予防」プロジェクトチームの発表をおわります。

元気に夏休みを過ごしましょう。