学校の出来事

元ハンセン病と弁護士による講演会

ハンセン病を考える勉強会

 11月25日(月)1学年では、6校時に弁護士さんと、元ハンセン病患者の方を講師にお呼びして、ハンセン病を考える勉強会を行いました。弁護士さんからは、ハンセン病への理解と、ハンセン病患者への偏見や差別の問題についてお話がありました。さらに、ハンセン病の患者の家族への偏見や差別については、ようやく先月に補償問題が解決したという現状です。現在、多摩全生園で生活されている元ハンセン病患者の方からは、小学生の時にハンセン病を発症して以来、数か所の療養所に強制的に収容されてきた経緯や生活についてお話しいただきました。現在80歳になっても、高齢や症状の重い患者さんの世話をしながら元気に生活されています。生徒は、ハンセン病に対する理解や、社会から差別され続けてきた元患者さんたちへの思いが育まれた貴重な時間となりました。お忙しい中、ご来校くださりありがとうございました。