難聴理解啓発授業 PART2

そしていよいよ補聴器についての学習です。

 補聴器の便利なところは音を大きくしてくれるところです。でも、それ以上に大きすぎる音が苦手だったり、どの音も同じ大きさで大きくなってしまったりする不便なところもあることを伝えました。その後、みんなにお願いします、ということで、ゆっくり話したり、顔を見たり、気づかなかったら優しく肩をトントンして伝えたりしてほしいことをお話しました。そして、何よりも、話しかけられて気づかないのは、決して無視をしている訳ではないことも。
 これらは、難聴のお子さんに対する配慮になりますが、実はどのお子さんにとっても、話が伝わりやすい方法でもあるんじゃないかな、と思っています。一人一人が相手を思って日々を過ごせるといいなと願っています。
 
 また、お子さんの成長に伴った内容で今後も授業ができたらいいな、と思っています。