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校長日誌
いしずえ477
■サルスベリの赤い花がきれいです。百日紅とも猿滑りとも書きますが諸説
あるようです。私は龍神の話が好きです。昔、ある村の娘が龍神に食べられ
そうになり、通りかかった王子が龍神を討ち取ったとか。これをきっかけに、
お互いに結婚する気持ちになったのですが、王子は「百日後までには戻る」
と言っていったん自分の村に戻りました。しかし戻ってきた時、娘は亡くな
っていました。そして悲しみに暮れながら王子は墓参りをしました。墓の脇
の赤い花は、王子を待っていたかのように百日も咲き続いていたそうです。
中2の期末考査の結果が良くなかった日に読んだので今も忘れられません。
(7月19日飯田芳男)