Hello 校長室

　昨日、2年生による職場体験報告会が1年生対象に行われました。保護者の方にも参観していただきありがとうございました。本校の特色ある立川市民科の学習活動の一つです。3分間でスピーチを行い、1分間で質問を受ける形式で行われました。

効果的に伝えるためにジェスチャーを交えて話す等、工夫をしながら伝えていました。

また代表の生徒たちが職場体験の感想をまとめたものを発表していました。新たな取組でした。

　1年生からは来年の職場体験に向けての心構え等を学ぶことができました。職場体験が楽しみですね。

一小の神田校長先生､四小の浅尾校長先生も参観してくださいました。ありがとうございました。

　昨夜、夢育て・たちかわ子ども21プラン推進会議の出張がありました。そこで弁護士の方から｢子どもの権利を考えよう｣をテーマにの講演会がありました。弁護士さんによる人権の話は、学校でもいじめ予防授業で学びます。人権が守られるとは｢安心｣｢自信｣｢自由｣がキーワードです。不安や恐怖をもたずに心が安らかでいられる。自分が大切な存在だと信じていられる。大事なことを自分で自由に選んで生きられる。あらためて生徒一人ひとりが人権を守られるためにどのように行動すべきか、考えてほしいと思いました。自分が嬉しいことは他人にも行っていく、されて嫌なことは相手にもしないようにする。是非、大人も含め実践していきたいと思います。さて、保護者の皆様、保護者学校評価アンケートにご回答いただけましたでしょうか。まだのか方は是非、ご協力をお願いいたします。

　以前､朝礼でレンガ職人の話をしました。旅人がレンガを積み建てている3人の職人に質問します。｢何をしているのですか｣一人目は｢親方の命令でレンガを運んでいるんだよ｣2人目は｢お金が良いからやっているのさ｣3人目は｢レンガを積んで後世に残る大聖堂を造っているんだ。歴史的事業に参加して町中の人を笑顔にするためにこの仕事に就けて光栄だよ｣と答えました。レンガを運んでいる仕事内容は同じです。でも動機や取り組む姿勢が違います。志を高くもって取り組みましょうと朝礼で話しました。昨日のボランティア活動の話でも自分がどう思って取り組むかで楽しいか楽しくないか決まります。レンガ職人の話を時々思い出して、自分の行動の動機を考えてみるのをお勧めします。

　今日の2年生の道徳科授業は学年全体で外部講師の小山敏明さんをお迎えして､身近なボランティアについて知ろうをテーマに授業が行われました。ボランティアとは何か、どんな種類はあるのか等を映像で見た後に､小山さんのボランティア体験をたくさん話していただきました。ボランティア体験を振り返って自分の習ってきたことをさらに伸ばせたことや一歩踏み出す勇気ややりたい人が集まっている集団は雰囲気が素晴らしい等話されていました。そして何よりも｢ありがとう｣｢助かったよ｣｢相手からの笑顔｣等が嬉しい､元気をたくさんもらえると話してました。

　学校のHP をたくさん見ていてくださり、生徒たちが地域貢献している様子もあらためて取り上げてくれていました。さらに、レンガ職人の話をされていました。これは私(校長)が朝礼で｢志を高くもって取り組んでいこう｣という話を同じだったのでびっくりしました。生徒の皆さんは覚えていますか。

　今日のお話を聞いて､ボランティア活動を身近に感じた生徒も多くいたと思います。他人のために自分の力を尽くす生徒・・・貢献するは本校の目指す生徒像です。できるところから無理をせずにはじめてみましょう。

　多くの中学校で管理職や地域の方が面接官となって3年生の面接練習が行われています。本校でも始まっています。｢どうしてその高校を志望したのか｣｢高校で何をしたいのか、どんな風に成長した姿になりたいのか｣｢中学校生活の中で努力したことや熱心に取り組んだこと｣等を自分の言葉で話せると良いでしょう。相手に分かりやすく伝えるには｢クリティカルシンキング｣で習ったことを思い出して、結論を先に述べていくことをお勧めします。上手に伝えられなくても懸命に伝えようとしている姿があればあなたらしさが伝わります。短い面接時間の中でどう自分を伝えていくか、じっくり考えてみてください。