校長日誌

2022年5月の記事一覧

いしずえ61


■今年も今日で150日経ちました。元日に宣言した今年の目標が守
られていません。おおいに反省しています。読もうと思って購入した
本は、いまだに読破できていないものが20冊!自宅のテーブル上に
積読(つんどく)状態です。家族から不評です。せめて掃除はしっか
りやろうと気を引き締めました。ゴミゼロの日でもある5月30日の
決意は守ります。            (5月30日飯田芳男)

いしずえ60


■語呂合わせでわかるように、今日はこんにゃくの日です。コンニャ
クイモはサトイモ科です。球状の茎からコンニャクをつくると言われ
ていますが、私は体験したことがありません。群馬のコンニャクパー
クに行ってみたいと思っています。毎年述べているのですが、祖母は
私に「コンニャクは胃の砂をとるから、いっぱい食べなさい」としき
りに言ってました。私は人生で一度も砂を食べたことはありません!
                    (5月29日飯田芳男)

いしずえ59


■先日校長室の前を小鳥が通り過ぎました。しばし私とたわむれて去っ
ていきました。幸せを運んできてくれたと思っています。それにしても
この鳥の種類は何だったのでしょう。セキレイ?間違っていたら失礼!
                     (5月28日飯田芳男)

いしずえ58


■今日は「小松菜の日」です。江戸川区の特産品です。小松川という
地名にちなんでつけられました。一説には八代将軍吉宗がつけたと言
われています。カルシウムはホウレンソウの3倍です。我が家で飼っ
ているジュウシマツはホウレンソウを食べません。小松菜オンリーで
す。ポパイにはホウレンソウが似合います。カルシウムの量について
はポパイには内緒です!         (5月27日飯田芳男)

いしずえ57


■立川駅は北口も南口もペデストリアンデッキがあります。なかなかペ
デストリアンデッキという単語が出てこなくて困っています。駅舎に広
場と歩道橋の機能を持たせた高架歩道と訳されています。英語のようで、
略称「ペデ」だそうです。立川駅のペデストリアンデッキは有名です。
でもすらすらっとこの単語がでてきません。手帳に書いてあるので時々
受験生のようにページをめくっています。記憶力増強の「効果」歩道が
私のペデストリアンデッキです。      (5月26日飯田芳男)

いしずえ56


■小学校4年生の担任をした時、ある児童に「運動会も遠足も読書も、あ
とで作文があるから嫌い!」と言われて落ち込んだことがあります。私も
子供のころ作文が苦手だったので、「作文の書き方」をていねいにアドバ
イスしました。あわせて、行事のあとの作文をやめてみました。そして、
国語の時間に10分だけ書く時間を取りました。ルールは「作文用紙三行
まで。」「書けなくても宿題にしない」「書き出しは全員○○」をルール
に取り組みました。数週間で児童から作文の苦手意識は消えました。作文
の書き出しを「先生あのね。」「○○さんあのね。」にしたからです。子
どもは伝えたいことがあると書き始めます!  (5月25日飯田芳男)

いしずえ55


■伊達政宗の命日が今日なので、今日は伊達巻の日です。お正月にいただ
く伊達巻は、卵焼きといっても少しおしゃれな部類に入ります。伊達政宗
は卵焼きが好物だったという説もあります。伊達政宗の卵焼きには、ヒラ
メの肉が入っていたようです。ところで、「伊達(だて)」には「かっこ
いい」という意味があるようです。ですから、かっこいいことが目的のレ
ンズのないメガネは、ダテメガネと呼ばれます。余談ですが、昔は書物は
巻物でした。伊達巻も巻物。試験の前に食べると縁起がいいそうですよ。
言ったのは祖母です。聞き流してください。 (5月24日飯田芳男)

いしずえ54


■私が中学の時の運動会では、先輩方の仕事ぶりがカッコよくて「いつかは
自分も」と思っていました。3年生になった時はあこがれの放送担当となり
ました。担当の先生にもらったBGMメロディーが入ったカセットテープは、
私の「ザ・中学」がつまっています。昨日は一中のグランドに『栄光の架け
橋』がながれていました。「選曲の苦労もあったのかな?」と思いながら、
選手に声援をおくらせてもらいました。今も口ずさんでいます。ちっちゃな
ちっちゃな声で…。              (5月23日飯田芳男)

いしずえ53


■「力を合わせて!」と多くの場面で先生方は言います。教育活動では一番
的を得た言葉です。体育大会で言えば、一人一人の心配りが、大会運営の原
動力です。腰をかがめて小石をどけてくださる方や、自転車の整理をされて
演技がみられない方々のおかげもあって運営されました。陰に日向に心を寄
せてくださる皆さんのおかげで感動を味わえることができました。笑顔も、
くやし涙も後悔も「良き校風」という風にとけ合っていました。
                       (5月22日飯田芳男)

いしずえ52


■昨日会った教え子が「45歳になった」と言っていました。私が「明日、
体育大会なんだよ」と言葉を返すと、「僕は運動会等の学校行事に、いつも
みんなと同じ方向を向いてませんでしたが、今は自分の子供に、みんなと
同じ体験って、いつもできるとはかぎらないよ、って言ってます。」と言い
ながら笑っていました。私もなんだか嬉しくなりました。立ち話でしたが、
教え子は別れ際に、「学級通信の『いつも青空』は取ってあります。」と、
言ってくれて、恥ずかしながらそちらも嬉しかったです。でも「くもり空」
の今日です!                 (5月21日飯田芳男)

いしずえ51


■ツバメが低く飛ぶと雨になると言います。体育大会の日を目前にすると、
ツバメが飛ぶ高さも気になります。今日私が見たツバメはとても高いところ
を飛んでいました。少しホッとしました。足どり軽く歩いていると、諏訪の
森公園で、かわいい猫が体を休めていました。見ると前足(手?)で顔をな
でまわしています。ウ~ン、あれ?まさか『猫が顔を洗うと雨になる』って
言われてなかったかな?と不安に。いえポジティブな私は、「気象予報士の
猫はいない!」と思い直しました。天気は科学ですから…。でも、てるてる
坊主を作っちゃおう!!           (5月20日飯田芳男)

いしずえ50


■体育大会が近づきました。うれし涙を流したいですが、勝ち負けがあるので
くやし涙が出てしまうこともあるかもしれません。でも私は、皆さんが達成感
を味わえたらそれだけで嬉しいですね。ところで、うれし涙とくやし波は味が
ちがうようです。電車の雑学クイズで知りました。くやし涙は味が濃く、うれ
し涙は薄味なんだそうです。交感神経と副交感神経の影響だとか。では、海の
水がしょっぱいのはなぜでしょう?私はお魚さんのうれし涙のせいだと確信し
ています。                   (5月19日飯田芳男)

いしずえ49


■小学校1年生を担任すると毎回たずねます。「いただきます」と「ごちそう
さま」では、どちらが好き?と。意見は分かれます。「これから食べたくなる」
から「いただきます」が好きと、「お腹がいっぱいになった」から「ごちそう
さま」が好きと半々です。でも、いじわるをして「いただきます」と「ごちそ
うさま」はどちらがえらい?と質問すると、なかなか答えがでません。「様」
がつくから「ごちそうさまだね」と私が言っても不満そうです。そのとおりで
すね。どちらがえらいなんて決められませんね。ふわふわ言葉は、みんな友達
みんな良き仲間です。さて、17日の放課後は体育大会の準備でした。先生も
生徒も、陰日向なく黙々と働いていました。雨は上がっていました。一中生の
心はいつも青空です。              (5月18日飯田芳男)

いしずえ48


■教員になりたての頃、運動会のゴールテープを用意する係になりました。前
々日の運動会予行までに用意すればいいやと、なまけていたら校内のどこにも
ありません。引継ぎノートを見ると、「ぼろぼろになったので来年は購入して
ください。納品まで2週間かかります。」と。半泣きで体育主任に申し出て、
怒られながら用意したのが包帯です。包帯を使ったのは教育史上私だけ?かも
しれません。どうか内密に!          (5月17日飯田義雄)

いしずえ47


■私が小学校での担任の時は、児童に「いかに速く走るか」を指導したもので
す。こんな私でも。伝えたのは「地面と上手に付き合うこと」でした。朝も、
放課後も必死に指導しました。先日、陸上のトップアスリートも同じことを言
っていたので驚きました。一中の短距離走の指導に口をはさもうかと錯覚して
しまった私です。                (5月16日飯田芳男)

いしずえ46


■1972年、昭和47年の今日、沖縄が本土復帰となりました。私が通って
いた中学校では、全学年が社会科の先生と一緒に、沖縄に関する学習を、アナ
ログ的ですが冊子にまとめました。50年経っても昨日のように覚えています。
当時の音楽の先生は、沖縄出身の先生でした。5月15日の先生の笑顔も忘れ
ることがありません。              (5月15日飯田芳男)

いしずえ45


■体育館横のキリの木は、葉の緑が鮮やかです。一か月の変化は大きいです。
一中生の皆さんの成長をみているようで嬉しいです。青葉繫れる頃になりまし
た。顔を上げると緑が目に入り心が豊かになります。(5月14日飯田芳男)

いしずえ44


■先日『面白うて やがて悲しき 鵜舟(うぶね)かな』(芭蕉)の句が報道
されていました。報道はちょうど長良川の鵜飼い開きの日でした。5月11
日から10月15日まで行われます。でも増水時はお休みです。しかし、あ
と1日お休みがあると言われています。中秋の名月の日が伝統的にお休みだ
そうです。1300年の歴史にロマンを感じます。さて、まもなくの体育大
会での大縄もロマンありです。汗と涙で鵜舟も浮かびます。
                      (5月13日飯田芳男)

いしずえ43


■去年の今頃、前任校で登校指導をしていたらカルガモが通りました。バス
通りを「車が気を付けて」通してくれていました。お母さん?のあとにピタ
リとついて歩いていました。一中生もしっかり歩調を合わせて、ムカデ競争
の練習に余念がありません。チームの一体感は素晴らしいです。私の心も洗
われていきます。               (5月12日飯田芳男)

いしずえ42


■今日は元日から数えて131日です。「一年の計は元旦にあり」と言って、
私は崇高な目標を立てましたが、軌道修正しないと達成できそうにもありま
せん。小説か文学書を30冊読破する予定が、まだ8冊しか読み終えていま
せん。また、漢検2級合格の目標は7年目になっても達成できません。目標
が達成できないと「自分はなんて意思が弱いのだろう」と自己嫌悪におちい
ってしまいますが、ある教育者は「すべての目標が達成してしまう人生は、
おもしろくない」と言っています。ホッとする名言です。その教育者という
のは私です!!                (5月11日飯田芳男)