校長日誌

2022年8月の記事一覧

いしずえ148


■今日は川柳の日です。寛政年間の頃、万句合(まんくあわせ)という形態で作品
を公募したようです。柄井川柳(からいせんりゅう)さんが第一人者のようです。
文語の俳句と違って口語表現の川柳は親しみ深いかもしれません。川柳は季語を求
められないのでユニークな作品も多いです。私が印象に残っているサラリーマン川
柳があります。『ドットコム どこが混むのと 聞く上司』 職員室の私です!
                          (8月25日飯田芳男)

いしずえ147


■この時期の著名な句に『朝がほや 一輪深き 淵の色』(与謝蕪村)という句が
あります。季語は朝がほ(朝顔)、季節は秋です。旧暦なのでアサガオが秋という
のも味わいがあります。高校時代のノートに「一輪のアサガオの色を見ていると、
水底(みなそこ)の深い淵をのぞきこんでいるようだ」と解釈が書いてありました。
おそらく板書をそのまま写したと思われます。「初句切れが『朝がほや』の『や』
でわかる」というメモも付いています。試験対策の記述だと思います。今ならじっ
くり句を鑑賞できます。ですから、断捨離が進みません。(8月24日飯田芳男)

いしずえ146


■夜、虫が鳴き始めました。かつて、立川の「鳴く虫の会」の方からスズムシを
いただきました。7~8年ふ化に成功していましたが手入れが良くなかったのか、
昨年は鳴きませんでした。今年も姿が見えません。少しさびしいですが、野生の
(?)コオロギの音色を楽しんでいます。私は、鳴く虫の王様はクツワムシだと
思っています。この頃、姿はおろか鳴き声も聞きませんが、諏訪の森公園に存在
している気配を感じます。クツワムシの鳴き声をマネながら出勤してます!
                         (8月23日飯田芳男)

いしずえ145


■中学校生活は、大人への階段をのぼっているようなものかもしれませんね。
時々困難な場面にも出会うこともあるでしょうが、♫しあわせは誰かがきっと
運んでくれると思っています。一中生の皆さんにとって良い週となることを祈
っています。                  (8月22日飯田芳男)

いしずえ144


■たまにラジオを聴きます。言葉を聴いて、私が通常モードならきっちり意味が
伝わります。でも今年は暑さと老化のせいで聞き間違えが多くなりました。アナ
ウンサーが「…五期ぶりの審議会開催となった。…」と述べているニュースが、
私のイメージでは「えっ あのゴキブリちゃんが…」となり、しばし混乱をきわ
めました。昨日は「とびらは押す加減が大事」という話題がなんと私の脳内では、
「とびらにはお酢が大事」と変換されてしまいました。残暑がこたえます。
                         (8月21日飯田芳男)