校長日誌

2022年5月の記事一覧

いしずえ36


■鑑真が亡くなった日は、諸説ありますが763年5月6日です。多大な業績
を残してくれたのですが、船で唐に渡り、また日本に戻る渡航の苦労に触れる
ことで教科書の歴史は通り過ぎてしまいます。唐招提寺の創建は大きな意義が
ありました。でも鑑真が、彫刻や薬草にも詳しかったことまでは、私の経験で
は授業で扱うことがありませんでした。今日の私は、鑑真をさらっと学び直し、
連休明けをシャキッと過ごそうと思います。     (5月6日飯田芳男)

いしずえ35


■昭和22年の今日、一中の開校式と入学式が行われました。開校式に臨む皆さ
んの誇らしい表情を想像するだけで、歴史の重みを感じます。物事は、始まれば
終わりますが、一中の歴史にはつねに明日があります。歩みが止まらないことに
大きな意義があります。               (5月5日飯田芳男)

いしずえ34


■今日は、2007年に制定された「みどりの日」です。緑と言えば小学校1年
生の男子に「黒板を見て」と言ったら、「先生、黒くないよ」と言われた思い出
があります。なかなかするどい視点でした。その後下駄箱と言おうと思ったので
すが「靴箱」と言い直しました。いろいろな思いがよぎる一日になりそうです。
                          (5月4日飯田芳男)

いしずえ33


■今日は憲法記念日です。憲法の効力がスタートした日です。国の最高法規に
ついて考えてみる一日にしたいです。私が小学校6年生の担任の時「あなたの
家の憲法1条は?」を発表し合う授業をしたことがあります。今では完璧なプ
ライバシーの侵害ですね。でも、ほほえましい最高法規ばかりでした。飯田家
の憲法1条は「夜は家族でけんかはしない!」でした。祖母の提案でした。そ
んな祖母は、93歳で亡くなるまで「みんな仲良くするのが一番のきまりだ」
と言っていました。私もそれが最高法規だと思います。(5月3日飯田芳男)

いしずえ32


■新年度が始まり、ひと月たちました。この頃私は、立川駅の改札を北口に行く
間違いがなくなりました。私は学生時代も教員になっても、4月は教室を間違え
ることがたびたびありました。小学校3年の担任から6年の担任になった時は、
3年の教室に「おはよう。一時間目は体育になりました。」と板書し、青ざめた
経験があります。でも、私は失敗も人生の良き「いしずえ」となり得ると思って
おります。                     (5月2日飯田芳男)