日誌

授業の様子

授業の様子をお伝えします
本校では、主体的な学びを重視した授業を進めています
生徒が見通しをもち、生徒相互の学び合いを通して理解を深め
最後に振り返りを行うことで次の学びに向かう気持ちを
もてるようにしています


以下写真で紹介するのは、英語、国語、美術、理科、音楽の授業の様子です。
英語はALT(アメリカ人)との授業、国語は1年の教育実習生の授業の様子です。
その次の5、6番目の国語は3年の授業で、この時間は「論語」の暗唱に取り組んでいました。皆生き生きと前向きに覚えようとしている姿が印象的でした。
次のグループになっている教室は、美術室です。3年生の授業の様子です。そして、その次は、1年理科です。各自持参した水の中にいる微生物を顕微鏡で観察しています。必ず最後に授業の振り返りを行い、分かったこと、分からなかったことを明らかにし次の授業につなげていきます。次は、音楽の授業で、先日行った「音楽鑑賞教室」のことを振り返って学びを深めています。
              

数学の授業は基本的に「学び合い」で進みます
ここからは、数学の授業の様子を紹介します。ここでは、1年の少人数指導の授業を紹介します。基本的に「学び合い」で授業は進みます。分からない生徒を出さないようお互いで自分の考え方を伝え合うことで、どうしてそのような答えが導けるのかを明らかにしていきます。生徒から聞こえてくる言葉は、「え、どうして?」「じゃ、こうしてみたら?」「こうすると、どうなる?」の後、喜びあふれる言葉で「あ、分かった!」「こうすればいいんだ!」「あ、ここで間違えていたんだ!」などの言葉が聞こえてきます。そして、やりっぱなしにしないで、最後に振り返りをして、「分かったこと」「できたこと」「どうして分からなかったのか」「次はどうすればいいのか」「家庭学習で進めたいこと」などを自分の言葉で書いていきます。
              

授業開始のチャイムの前から学習に取り組む生徒の姿
そして、この「振り返り」により、自分は何が分かっていて、何が分かっていないのか、どうすればよいのかが明らかになっているので、次の授業で自分のやるべきことが分かっています。するとどういうことが起きるでしょうか。26日(金曜日)の4時間目の数学を教室を見ていて驚くことがありました。休み時間にもかかわらず、次の授業の数学の学習を進めている生徒の姿が見られるのです。小テストを自ら行い、○つけをして、お互い「学び合い」のスタイルもすでに自分たちで取り入れ、進めています。授業開始のチャイムは鳴りましたが、生徒らは気にせず、自分たちの学習を進めています。まさに、主体的に学ぶ姿です。