日誌

クリティカル・シンキング講座・3回目

クリティカル・シンキング講座・3回目
集団討論のテーマ「インターネット・スマホの使い方について家庭でルールを作ることは必要か」
相手に納得をしてもらう話の作り方・4つのポイントとは?
 全5回の「クリティカル・シンキング講座」も今回で3回目です。今日の授業では、集団討論のテーマを新たに「インターネット・スマホの使い方について家庭でルールを作ることは必要か」と設定し、これまで学んだ、「①事実に基づいているか、②理性と感情の区別ができているか、③利害関係者と責任所在が明らかであるか」が活かされているかに注意してお互いの意見を交換しました。
 例えば、ネット依存の問題について意見を述べる際にも、ただその危険性がありますと述べるだけでなく、根拠があると説得力が出ます。ネット依存についても調べてみると、「中学生の6%、高校生の9.4%、518,000人の人がネット依存である」(厚生労働省研究班調査)というデータもあります。こうした一つ一つの事実や根拠に基づいて自分の考えを述べていくことが大事です。
 そして、今日は、相手に納得をしてもらう話を作る4つのポイントについても学びました。次回は、このことを活かして、3分間スピーチを行います。年内はこれで授業が終了します。次回は、年明けの1月に授業があります。残り2回は、自分の考えを整理して論理的に言うことができるようになるための授業を行います。

○「私は、家庭でルールを作ることが必要だと(または、「必要ないと」)思います。なぜなら~」と意見を述べ合います。


○お互いに質問をし合います。「そう考えた理由は何ですか?」


○自分の考えをしっかりもちます。自分の考えを整理しています。


○「時間を決めておかないと依存になる可能性が高まると思うからです」などの意見が出ます。


○「でも、こういうことも言えるのではないかな?」など考えたことについて深めようとしています。


○次回は、「相手に納得をしてもらうための話の作り方の4つのポイントをおさえてスピーチをします」と告げられます。