日誌

合唱祭リハーサル

今日、各学年ごとにリハーサルで当日を想定して練習をしました。


あいにく来客や対応などあって全てのクラスを聞くことはできませんでした。
そこで、放課後練習を聞いて回って仕上がり具合を確認しました。
放課後に、歌を練習する声が聞こえてくる季節がとても好きです。
文化的な香りがします。
子供たちの頑張りが伝わってきます。
だらだら練習に参加し協力を惜しむ人、必死でクラスをまとめようとする人。
様々な葛藤やぶつかり合いが成長させてくれます。
この経験こそが学校の学校たる存在価値だとさえ思います。

頑張る姿の一部をご覧ください。



廊下や教室で練習に励んでいました。






ミーティングのクラスもありました。


音楽室が割り当てられていたクラスもありました。





どのクラスも頑張って練習しています。

男子の声がどこよりも出せたクラスがより優勝に近づくと思いました。
まだ、男子は探り探り声や音程を出している印象です。
歌詞がいい加減な人もまだ見かけます。
男の本気の声量を遠慮なく出せたクラスが有利なのは間違いないでしょう。

歌っている最中や間奏などの間のタイミングで、
頭を揺らしたり髪をいじったり、
いらない音を出したりと
聴く人の集中力を奪ってしまう人がまだ少しいます。
練習で直せないと本番でも悪い癖が出てしまう場合が多いです。
本気の練習をしてきたかどうかが本番では試されるでしょう。
せっかくの歌がステージマナーで得点が伸びなくなるのは残念です。
わずか2曲の間です。ビシッと出来れば印象が違います。

女子はいい声が聞こえています。特にさすが上級生は綺麗です。
でも、油断せずにホールに耐えられる声量を二曲分出し切ること。
女子のリードが素晴らしいです。

ホールは広いので音も吸い込まれてしまいます。
いつもの通り声を出しているのに、
誰も出していないように聞こえるかもしれません。
響きやすい廊下で歌っている10倍の声量が必要です。
譜面通り最後まで音を出しきらないと、
尻切れとんぼの歌声に聞こえてしまうでしょう。
しっかりと歌い上げてください。

声が響きにくい所で歌って、
それでも互いの声が聞こえたら、
離れた所にいる人に聞こえたら
その歌声は本物。

男女共通して
譜面通りに音を伸ばすところをしっかり伸ばしきること。
出だしの発声、音をはっきり出すこと。
歌詞をしっかり覚えること。
クラスの気持ちをひとつにして、
歌詞に込められたメッセージを伝える気持ちで歌うこと。

私はこれらの視点で聞かせてもらいます。

直前の27日に前任校の合唱コンクールを聴いてきます。
同じ曲もいくつか歌うようです。
まだ伝統が続いていれば、心の歌声を思い出して
採点基準を再確認してくるのに丁度いい機会だと楽しみにしています。。

我が立川二中の合唱祭では、どこにも負けない歌声で
魂が揺さぶられるような合唱が聴けることを期待しています。

残り一週間の練習の参考にしてください。
本気で歌い込みましょう。