日誌

道徳授業地区公開講座

郷土愛をテーマに「道徳授業地区公開講座」開催
本校・卒業生の落語家・立川寸志さん来校!
日本の伝統芸能「落語」を堪能しました

 9月17日(土)の午前中、「道徳授業地区公開講座」が行われました。ご来校いただきました地域、保護者の皆さま、ありがとうございました。
 1時間目は、内容項目”郷土愛”を主題にした各学年の道徳授業を公開しました。授業では、郷土について各自が自分の考えをもち、その考えをほかの生徒と伝え合い、考えを深めていきます。
 授業後は、会場を体育館に移して講演会と意見交換会です。今回の講師には本校の卒業生で、落語家として活躍する立川寸志さんをお迎えすることができました。寸志さんには、生まれ育った故郷・立川、中学時代、そして、落語家を目指した背景について語っていただきました。大人になる架け橋の中学時代の意味について語っていただきました。思春期真っ只中の生徒の心に響いたことと思います。
 そして、落語を披露していただきました。落語を聴いたこと、実際の落語を見たことがある人と投げかけがあり、多くの生徒が落語を知らないことがわかりました。落語家が出てくるとき、そして座布団に座り、顔を上げるときの拍手のタイミングと大きさについて事前に説明を受けますが、生徒はそのことをよく理解し、盛り上げていました。寸志さんからもお褒めの言葉をいただきました。
 実際の落語を初めて聞く、見る人も多い中、体育館は笑いで包まれるとともに、落語は頭も使うものだということを感じ取っていた生徒もいたようです。最後は、寸志さんが卒業生であることから、お礼の言葉、花束贈呈とともに、校歌を全校生徒で歌い、感謝の気持ちを伝えました。
 生徒にとっては、普段、郷土や立川について、考えたり、語ったりすることはないことでしょう。今回、あらためて全校生徒で考える機会を得たことで、意識が変わったと思います。