日誌

Hello校長室883


■兼好法師が鎌倉時代末期に書いた『徒然草』は、興味深い話題がたくさん
あります。そのなかの「花は盛りに」は、盛んに咲いている桜より、今にも
咲きそうなこずえや、しおれた花びらが点々とある庭にも見る価値があると
書かれています。「教養があるとはこういうことなのだ」と教えてくれてい
るような気がします。私も「今日、用がある」のはいいことだと自分に言い
聞かせています。               (10月2日飯田芳男)