日誌

Hello校長室564


■読売中高生新聞『君に贈る本大賞』の作品の中に『スロー
カーブをもう一球』という山際淳司さんの著作がありました。
スポーツ・ノンフィクションと呼ばれるジャンルの8編が収
録されています。甲子園を目指すスローカーブが得意な球児
の作品が本のタイトルになっています。このタイトルの作品
は、私が大好きな人生観「いつも直球勝負じゃ疲れるでしょ」
に通じます。30年前この話を、今は亡き母親にしたら、そ
のセリフは、いつも直球勝負で生活している人が言うのだと
説教されました。私の中学時代は、「真剣」とか「ひたむき」
とは無縁でした。さて、校長室に合唱曲が聴こえてきました。
どの学級も合唱祭委員が絶妙なスローカーブを投げています。
               (10月16日飯田芳男)