日誌

Hello校長室412


■ボランティア部の皆さんのおかげで、今も花壇のにぎわいが保たれています。
腰をかがめて作業してきた皆さんに、いつも感謝をしています。それぞれの花の
美に心をとめています。俳人松尾芭蕉は、私のような凡人の視点をはるかに超越
した自然の機微をとらえ、名句を世におくってきました。芭蕉は1689年の3
月27日(新暦で今日))「奥の細道」に旅立ったのです。それにちなんで今日
は「旅の日」だそうです。『月日は 百代(はくたい)の 過客(かかく)にし
て 行(ゆ)きかふ(こう) 年も また旅人なり。』この序文を私は中学の時、
「月日は永遠の旅人であり、過ぎてはやってくる年もまた旅人である」と解釈し
たような気がします。月日と言えば中学時代はカレンダー的な意味合いしか知り
ませんでした。でも今なら、ちょっとキザですが「青春」と答えるつもりです。
                         (5月16日飯田芳男)