日誌

Hello校長室96


■読売新聞今日のコラムは、加賀千代女の俳句「朝顔につるべ取られ
てもらひ水」を紹介していました。意味は、『朝起きて井戸を水にく
みにいくと、釣瓶に朝顔のつるがからみつき、花を咲かせていた。そ
れをはずして水をくむのは忍びないので、近所からもらい水をした』
という内容です。私は、児童に朝顔を育てさせ花が咲き始める頃に、
この句を思い出していました。ところで、今日のコラムは、作者であ
る千代所が30代半ばに『朝顔や…』と、「や」に変えて読み直した
と紹介していました。ふいに出会った朝顔の美しさへの感動を伝えた
かったのだろうと開設されていました。夏井いつき先生なら【朝顔に】
と【朝顔や】では、どちらが「めちゃくちゃホメたい!」になるか、
興味深いです。              (7月5日飯田芳男)