日誌

Hello校長室179


■今日も二中生の登校後、いつもの猫ちゃんが私に会いに来てくれました。
…と、勝手に思っています。昨日は、「盆土産」という作品を一年ぶりに
読み返してみました。お父さんが6尾のえびフライを帰省の土産に買って
きます。空気に触れると白い煙になって跡形もなくなる氷をビニール袋に
どっさり入れて帰省します。ドライアイスのことですね。冷凍食品が珍し
いとか、どこまで帰省するんだろう、何人家族だろうとイメージをふくら
ませて読み進めました。今日は2年生がこの授業を受けていました。作品
の作者は三浦哲郎さんです。4人家族に6尾のえびフライを持ち帰ったこ
とが、盆土産の題名とかさなり、切なく思いました。二中生の皆さんはど
んな感想をもちましたか。主人公の小3の少年は、東京に戻る父を見送る
とき、なぜ、えびフライではなく、えんびフライと言ったのでしょうか?
考えた後は、自分に優しくなるものです。   (9月26日飯田芳男)