日誌

Hello校長室161


■小学校4年生を担任していたとき、狛江の水害という教材を扱いました。
この災害は、昭和49年8月31日から9月1日に台風16号で、狛江市
付近で多摩川の堤防が決壊したのが発端です。19戸が濁流にのみ込まれ
る災害になりました。児童は授業で、多摩川が何度か洪水を発生させてい
ることに気が付きました。大田区、世田谷区と川崎市高津区や多摩区に似
た地名があることが証拠だと推測しました。洪水が町を分断してきたと考
えたのです。いい考えだと思いました。上丸子、下丸子、中丸子、野毛、
上野毛は、どれが東京なのか、神奈川なのか私は今も混乱しています。あ
らためてウイキペディアを見てみると、石田という町名が国立市と日野市
に存在します。多摩川の洪水は、町を分断してきたのかもしれませんね。
さて、台風が近づいています。自然の怒りが最小限におさまることを願う
ばかりです。                 (9月8日飯田芳男)