日誌

Hello校長室316


■私が私立高校入試の日は大雪でした。電車はノロノロでした。3時間も前に家
を出ましたがぎりぎりの到着でした。40年以上前のことです。遅刻しても試験
は普通にはじまりました。遅れても受けられましたが、試験開始時刻の繰り下げ
などない時代でした。親が送ってくれるわけでもないですから会場に行くまでが
闘いでした。入試に無関心な両親が「雪がひどいから明日にすれば」と言ってま
した。こんな両親で救われました。プレッシャーはありません。試験の出来は良
くなかったです。しかし握りしめた受験票、番号は「222」 落ちないことを
確信しました。数奇な運命はここから始まったのです。(2月10日飯田芳男)