日誌

Hello校長室333


■「春は名のみの風の寒さや」で始まる早春賦の詩が、ぴたりとあてはまる今日の
天気です。金田一春彦先生は、「早春賦はこの時期の微妙な季節感をうまく伝えて
いる」とほめています。加えてこの時期を『春浅し』というのだと述べています。
冬は一番色彩のない季節だとか。「春・夏とすすむにつれて色彩が豊かになるから、
今が『春浅し』です」と金田一春彦先生の名解説を思い出しながら、校門で生徒を
迎えました。女子が「メッチャ サブー(寒い)」と言って通り過ぎました。
                          (2月27日飯田芳男)