日誌

10.02.交通課の警察官(校長コラム)

一昨日、自転車交通安全教室を行いました。プロのスタントマンによる「事故の再現」を見ることで、生徒は、交通安全に対する意識が高まったことと思います。

私は、最後にお話された立川警察署の交通課の警察官の言葉が印象に残りました。

「自分が事故を起こさないためには、どうすればいいか」「自分が事故に合わないためには、どうすればいいか」「世の中から交通事故が無くなるために、自分ができることは何か」、この3点について考えてもらいたいという内容でした。

笑うことなく、また、原稿を見ることなく真剣に話されていました。「世の中から交通事故を無くすために・・・」という言葉に、つい、私は、「先程のお話の原稿は自分で書かれたんですか。」と質問してしまいました。

その答えは、「私が日頃から考えていることをお話しました。自分自身、過去に交通事故にあったことがあります。だから、世の中から交通事故を無くしたいと思い、警察官になりました。」

言葉は不思議です。信念のある人の言葉は、人の心に響きます。「素敵な警察官だな!」、そう思いました。