日誌

06.05.前を向いて歩く(校長コラム)

自信がなかったり、何か後ろめたいことがあったりすると、人は下を向くようになります。4中生には、胸を張って堂々と生きていける大人になってもらいたいと思っています。そのために必要な力を身につけさせることが公立中学校に課せられた使命です。
学校は「我慢」を教えるところだと公言する指導者に出会うことがあります。授業にしても部活にしても、その魅力を伝えることが出来ず「我慢」の一言で片付け、勉強嫌い、運動嫌いな子どもたちを増やし続ける未熟な指導者たちです。残念なことにいつの時代にもそういう指導者が一定数います。そういう人は子どもたちと関わるべきではありません。
子どもたちの可能性はいつ開花するか分かりません。むしろ、中学校を卒業してから才能を発揮させ活躍するケースの方が多いわけで、指導者は、勉強にしてもスポーツにしても子どもたちの可能性の芽を摘んでしまってはいけません。
4中生には、悩みながらも、常に前を向いて歩き続けてもらいたいと思います。
ちなみに、正しいことをしていても猫背の人は下を向きます。私も、後ろめたいことはなく正しいことを常に選択して生きるようにしていますが、姿勢が悪く目線が下に行く傾向があります。よく妻から姿勢が悪いと指摘されます。
そのため、仕事帰りに、姿勢改善の指導を受けています。週1ペースを目標にしています。新しいもの好きというか、趣味みたいなものですが・・・。