日誌

10.16.ピアノ伴奏者(校長コラム)

合唱コンクールの練習が大詰めです。
休み時間など、練習時間以外の時間帯も校舎内に歌声が響き渡っています。

 

ところで、指揮者や歌い手の生徒はもちろん、ピアノ伴奏の生徒も地道な努力を重ねていることと思います。
私の小5の次男もピアノを習っていて、今度、学校の音楽の時間に、合奏でピアノを弾くことになったようで、毎日、練習に励んでいます。
その息子にも伝えましたが、合奏や合唱でピアノを弾く際は、以下の3点に気をつける必要があります。
1 自分勝手なペースで弾かない。テンポは指揮者に合わせる。
2 弾き間違えても、弾き直すとテンポがずれてしまう。
3 音の強弱にも気をつけ、他の楽器(歌)とのバランスを無視してはいけない。

あくまで素人意見ですが、こんなところでしょうか。
合奏にしても、合唱にしても、「まわりの人たちのペースを崩さないよう配慮する」ことが大切だと思います。

私が中学生だったとき、合唱コンクールで、中1、中2のときはピアノ伴奏者、中3のときは指揮者をやりました。それなりに苦労したことを今でも覚えています。
今回の四中での合唱コンクールですが、ピアノ伴奏者は「皆が歌いやすいように弾くこと」を意識してもらいたいと思います。上手いか下手かではありません。
指揮者と歌い手は、「ピアノ伴奏者のがんばりを認めてあげること」が大切です。けっこう、みんな大変な思いで練習していると思います。仮に、ピアノが上手くいかなかったら、歌でフォローしてあげましょう。それが思いやりです。

指揮者、ピアノ伴奏者、歌い手が一体となって、皆で、素晴らしい合唱をつくりあげてください。やはり、ここでも「思いやりの気持ち」が大切です。がんばれ四中生!