日誌

06.12.りんごの木(校長コラム)

私が中学生のときに、自分の学校の校長先生が「たとえ明日、世界が終わるとしても、私は今日、りんごの木を植えます。」と話されていました。30年も前の話ですが、なぜか今でも鮮明に覚えています。
さて、このルターの言葉について様々な解釈があることとは思いますが、私は、子どもたちの未来を育む教育の本質を表した言葉のように感じます。
すぐに結果が出なくても、未来を信じて、今できることをまじめに行いながら、子どもたちに1つずつ教えていくことが、教師の仕事だと思います。
そんなことを考えながら、来月から、四中だより(学校だより)の題字の横に掲載するイラストを「木に水をやる“くるりん”」に変更しようと思いました。
しかし、休み時間に校長室に遊びに来ていた生徒に聞いてみたところ不評でしたので、あっさり却下です。止めました。今までどおりにします。