日誌

10.07.本校のおもてなし(校長コラム)

ニューカレドニアから来日している留学生の皆さんが昨日、四中の授業を受けに来てくれました。ただし、四中として何か特別な準備はしたわけではありません。「留学生を紹介するために臨時の全校朝礼を開催したこと」「フランス語が話せる栄養士の先生による特別授業を行ったこと」以外は、いつもどおりのカリキュラムです。

留学生用に特別なイベントを企画することもできますが、あえて普段どおりの授業を体験してもらいました。なぜなら、「本物の日本の学校を知ってもらいたい」「普段と変わらない日本の中学生とコミュニケーションをとってもらいたい」と考えたからです。留学の魅力は、「その国のありのままの姿を知ることができる」ところだと思います。楽しい授業、まじめな授業、給食、避難訓練、部活動等、昨日1日で「ありのままの中学校」を体験してもらいました。そして、そこには「留学生を思いやる優しい四中生」「わくわくした気持ちの四中生」の姿があり、四中生にとっても学びの多い1日になりました。

これが、本校が考える「おもてなし」です。日本の良さを味わっていただけたでしょうか。日本とニューカレドニアの平和と更なる発展と祈念いたします。