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09.27.候補地探し(校長コラム)
校外学習を行う際は、日帰り、宿泊に関わらず、事前に必ず教員が下見を行います。安全上問題がないか確認するとともに、食事やトイレの場所などもチェックします。
この下見のことを私たち教育業界では、実地踏査(じっちとうさ)、略して実踏(じっとう)と言います。
今日、四中では中間テストを行っていますが、試験監督のない教員3名が日帰りで実踏(じっとう)に出かけました。1年教員の2名が菅平高原、3年教員の1名が檜原村に行っています。
ちなみに、私は、奥多摩に行きました。奥多摩に行った目的は、来年度の「自然体験学習」の候補地探しです。
今年度の自然体験学習の行き先は、1・2年生が「こどもの国」、3年生が「檜原村」ですが、今後も自然体験学習を「学年ごとに毎年実施する」と仮定した場合、候補地は、最低でも3ヶ所必要です。
現時点で、自然体験学習を「学年ごとに毎年実施する」ことが確定しているわけではありませんが、候補地探しは、それなりに時間がかかりますので、早めの行動が欠かせません。
というわけで、朝、急いで校長室で事務処理を済ませ、玉川上水駅、拝島駅を経由して、奥多摩駅に向かいました。
目的地は、「アメリカキャンプ村」という施設です。奥多摩駅から歩いたところ、駅から30分で着きました。
今日のミッションは、「野外炊事場の状況」「現地でかかる費用」「アスレチックの難易度」の3点を確認することです。
まず、野外炊事場については、全く問題ありません。川の近くでバーベキュー(又は飯盒炊爨)ができ、とても楽しそうです。
次に、機材のレンタル代や食材費等、費用について教えてもらいました。費用の問題は、来週以降、検討しようと思います。
そして、アメリカキャンプ村名物のアスレチックですが、アスレチックは、優しすぎると面白くありませんし、逆に、難しすぎたり、怖すぎたりするのも問題です。
アスレチックのレベルについては、事前にインターネットで調べても、よくわかりませんでした。こういう場合は、実際にやってみるしかありません。
私は、「運動」も「高いところ」も得意ではありませんが、問題なくできました。ただし、小学生だとキツイかもしれません。
ゴールまで1時間ぐらいかかるコースで、良い運動になりました。雨と汗で、服はビチャビチャです・・・。
実際にやってみて感じたことは、アメリカキャンプ村のアスレチックは、アスレチックと言うより、ローブを頼りに登る「激しい登山」といった感じです。
みんなで協力し合って、ゴールを目指すと楽しいと思います!
アメリカキャンプ村は、これまで名前も知りませんでしたが、とても魅力的な場所でした。来年度の自然体験学習の「有力な候補地」の1つになりました。
なお、本校の「自然体験学習」とは関係ありませんが、このアメリカキャンプ村は、宿泊用のコテージも充実しています。ユニークな形の建物を見付けました。
ログハウスもたくさんあります。
ちなみに、上の写真ですが、たくさんあるコテージの中から、あえてこのログハウスを探して、写真を撮りました。
なぜなら、このログハウスは、松嶋菜々子さんと真田広之さん主演の映画「リング」の撮影が行われた建物だからです。外観も室内も映画そのものです。「リング」は、今から20年以上前になりますが、当時、大流行したホラー映画です。映像はかなり怖いです・・・。ちなみに、映画では、伊豆にある「貸し別荘」という設定でした。
なお、言うまでもありませんが、本校の「自然体験学習」と「貞子」は全く関係ありません。