日誌

02.14.愛の喜び(校長コラム)

今から30年以上も前の話ですが、NHKの教育テレビ(学校放送)で「ゆかいなコンサート」という小学4年生向けの番組が放送されていました。

出演者の先生による「ピアノ演奏」や「ユニークな曲の解説」がかっこよく、小学生だった私は、いつも憧れの思いをもちながら、その番組を楽しみにしていました。そして、ヴァイオリンと一緒に、出演者の先生がピアノで『愛の喜び(クライスラー作曲)』という曲を弾いていた場面をどういうわけか今でも鮮明に覚えています。

そのときの印象が強く、「ピアノで『愛の喜び』を弾きたいなぁ」とずっと思っていて、実は、数年前に楽譜を購入しました。しかし、難しすぎて私の実力では厳しそうです・・・。

さて、今日、1年生対象に行った「バレンタイン・コンサート」ては、国立(くにたち)音楽大学の先生と学生さんが、この『愛の喜び』を演奏してくださいました。

30年以上前の記憶が再びよみがえりました。やはり、楽器が演奏できるって、とても素敵です。そして、かっこいいです。

今日は、ピアノとヴァイオリンの「本物の演奏」を聴くことができました。プロのビアノ演奏は、素人の私でも違いがわかりました。演奏いただいた沢田千秋先生はすごいです。プロのピアニストの演奏にふれた贅沢な1日となりました。

本日、演奏いただきました国立音楽大学の皆様に心より御礼申し上げます。