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02.13.通学時間の問題(校長コラム)
今日は、幸小学校と柏小学校の6年生を対象に「小6体験授業」を行いました。生徒会役員の生徒が、四中について説明したり、小学生を誘導したり、リーダーシップを発揮していました。小学校の先生からも「生徒会の生徒、立派ですね!」とお褒(ほ)めの言葉をいただきました。生徒会役員の生徒の更なる活躍を期待しています。
さて、話は変わりますが、本校の学区域は東西に広く、特に、砂川町七丁目の30番地~39番地に住む生徒は、本校から約2km離れた場所に自宅があり、通学に片道40分程度かかっています。このことについて、現在、どのような対策がとれるか考えています。
昨晩の学校運営協議会でも様々なご意見を頂戴したところです。
保護者アンケート(学校評価)では、「片道30~40分の距離を再登校させるのは止めてもらいたい」とのご意見を複数頂戴しています。このことについては、別室での対応を検討したり、時程を工夫したりすることで、「再登校という仕組み」を原則、廃止する方向で検討しています。
また、「自転車通学を希望する」とのご意見も頂戴しています。しかし、自転車通学については、過去に市内で交通事故が発生していたり、他校で2kmを超える距離を通学している生徒がいたりするなど、本校のみの検討で解決できる問題ではありません。
実は、私の小学6年生の次男が、4月から中学生になりますが、自宅から片道40分の距離に学校があります。統廃合に伴い、来年度から、新たに自転車通学が認められることになりましたが、見通しの悪い交差点が多く、交通量も少なくないことから、自転車での登下校に対して交通事故が心配です。正直、親としては複雑な気持ちです。
「再登校」は早急に改善、「自転車通学」はすぐには難しいというのが、現時点での私の考えです。
なお、登下校中の熱中症対策についてもご意見をいただいています。熱中症の問題は、夏までまだ時間がありますので、少し時間をかけて検討しようと思います。
いずれにせよ子どもたちの安全第一で、物事を考えていく必要があります。