日誌

07.22.他校と違う終業式(校長コラム)

夏休み2日目です。
一昨日の終業式では、ランチボックス給食の終了に伴い、これまで本校のお弁当を調理してくださった立川給食株式会社の調理員さんにご来校いただき、全校生徒の前でご挨拶いただきました。
また、市役所から学校給食を担当されてる課長、栄養士の先生もお越しくださいました。

終業式の校長講話に続いて、保健給食委員の生徒が、自分たちで作成した模造紙を調理員さんに手渡しました。この模造紙には、感謝の手紙、楽しいイラスト、笑顔でお弁当を食べる生徒の顔写真が掲載されています。
その後、保健給食委員の生徒が、壇上で感謝の気持ちを口にしました。
さらに、全校生徒が大きな声で感謝の言葉を述べました。
四中生の感謝の気持ちが調理員さんの心に、きっと届いたことでしょう。
ご来校いただきました立川給食株式会社及び市役所の皆様、ありがとうございました。


終業式の最後には、夏休みに向けて生活指導主任の先生から「交通事故、水難事故、犯罪被害に気をつけること」「困ったことがあった際はいつでも相談すること」について話がありました。
話し終えた生活指導主任の先生は、華麗な仕草で手を降りながら舞台から降りていきます。しかも笑顔です。数名の生徒は手を振り返していました。

校長講話の際に、給食の話題で盛り上がっている学校は本校だけでしょう。そして、生活指導主任の先生が優しく語りかけ、テーマパークのように手を降っている学校も本校だけでしょう。

「お世話になった人に感謝の気持ちを伝える」「生徒のことを考え先生が気持ちを込めて話をする」、人として大切なことを実行しているだけのことです。実に、人間らしい、そして、四中らしい終業式だったと思います。
こういう雰囲気、嫌いではありません。