日誌

12.09.面接練習(校長コラム)

先週から、3年生の面接練習を行っています。入試で面接があり、かつ、練習を希望する生徒が対象です。

「失礼します」と言うのは扉を開ける前か後か、ノックの回数は2回か3回か4回かそれとも5回か、入室したらどのタイミングで「お願いします」と言えばよいのか、色々と気になるかもしれませんが、面接で重要なことは、「お作法」より「話す内容」です。もちろん無礼な態度で面接を受けるのはNGですが、受験生は、誰もが緊張していますので、「100パーセントお作法どおり行うこと」「スラスラ話せるようにすること」にこだわるのではなく、「理由を明確にしながら自分の考えを話すこと」が大切です。

「なぜ、その学校を志望するのか」「その学校で何がしたいのか」「その学校を卒業したらどういう進路に進みたいのか」といった質問に、明確に答えられるようにしておくことが重要だと思います。

「この子は、本当に本校のことが好きなんだなあ」「この子は、本当に本校に入学したいんだなあ」「この子が入学してきたら、将来が楽しみだなあ」と面接官に感じでもらえたら、受験生の勝ちです!おそらく、就職試験の面接においても同じことが言えるのではないでしょうか。

多くの中学生にとって、はじめての面接試験です。ある程度の事前準備は不可欠です。

私は、面接ではありませんが、昨日、「オンラインの英会話レッスン」に挑戦して、かなり緊張しました。

私は英語が苦手ですが、英語が話せる人にあこがれ、英会話の体験レッスンを申し込んでみました。レッスンの後半、「Do you have ファッション?」と聞かれました。「えっ?ファッション?」と思い、「ファッション??」と確認しましたが、パソコンの画面上で、外国人の先生は、そうだと言うので、私は、一生懸命、「I have ブルーシャツ」「I have スリー セーターズ」など、意味不明のことを答えながら、何とか乗り越えようとしましたが、どう頑張っても会話が成立しません。そして、途中で、気づきました。ファッションではなく、「Do you have クエスチョン?」と訊かれていることに・・・。慌てて、ごまかしながら、「現地の時間」「現地の天気」「得意なスポーツ」などについて質問してみましたが、それも違っていて、どうやら、「レッスンでわからないところはありますか?」という趣旨の問いかけだったようです。泣きたい気持ちになりました。慣れていないこともあり、冷静な対応ができませんでした。

というわけで、慣れないに挑戦すると、誰でも緊張します。まだ先ですが、3年生には、落ち着いて、面接試験に臨んでもらいたいと思います。

さて、話は変わりますが、今日は、日が暮れるのを待って、プロジェクションマッピングの「上映テスト」を行いました。昨年は、一部、音響に不具合があったため、教員数名で、念入りにチェックしてくれていました。読書家庭部の生徒及び本校教員の力作です。本番は、12月20日(金)午後5時30分開始となります。今から楽しみです!

帰り道、私用で立ち寄った「ららぽーと立川立飛」、イルミネーションがきれいでした。