日誌

11.15.職員室のデジタル化(校長コラム)

「授業中、生徒はタブレット端末を使う。先生は電子黒板で説明する。」、そんな光景がすっかり定着したように思います。この2〜3年で「教室のデジタル化」が一気に進みました。
現在、立川市民科で、3年生の販売班の生徒が“立川らしさ”をPRする食べ物の開発に取り組んでいますが、実は、タブレット端末を使えば、生徒が考えたレシピを校長室内にいたまま確認できます。便利な世の中になりました。

ところで、四中では、教室だけではなく、「職員室のデジタル化」も進めています。
大人(教職員)の話ですが、職員室では、これまで、「職員の出勤状況」「今日と明日の予定」「職員への連絡事項」等を副校長席の後方(正面)にあるホワイトボードに手書きで表示していました。先日から、これをデジタル化して、「職員の出勤状況」は、職員のPCで確認できるよう変更するとともに、「今日と明日の予定」と「職員への連絡事項」については、職員室内に新設した大型モニターで表示しています。大型モニターを用いることで、文字が大きくなり、とても見やすくなりました。また、職員室内が一気に「ハイテクな雰囲気(!?)」に変わった感じがします。

 簡単なようですが「どの学校でもできる」と言う話ではありません。教員が様々なアイディアを出し合いながら試行錯誤を重ねた結果、「教員のタブレット端末からいつでも、大型モニターの表示内容を変更できる設定」が実現しました。また、モニターの取付には、用務主事の溶接技師も活かされています。いずれも私には真似できない仕事です。さすがです。

学校におけるデジタル化については、「授業(生徒関係)」と「校務(学校の仕事)」の両面で、今後も進めていきます。