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11.26.新入生説明会でお話した内容(校長コラム)
自分が中学生の頃を思い出すと、勉強も運動もできない「ぱっとしない子ども」でした。特に人間関係が良好というわけでもなく、「ぱっとしない」という表現がぴったりです。
世の中、「みんなそれぞれ得意分野がある」と言われていても、私のように「ぱっとしない子ども」もいるわけです。一方で、「ぱっとしない子ども」がいつまでも「ぱっとしない」かと言うと、私は今でもぱっとしませんが、世の中には、実に色々なタイプの人がいて、高校で急に才能を開花させるケースもありますし、小中学生の頃は全く目立たなかったのに、大人になってから、急に活躍する人も少なくありません。
そう考えると、「ぱっとしない子ども」の可能性の芽を摘まないようにしながら、子どもたちの未来を信じ、その子の得意分野、魅力、個性を最大限、伸ばしてあげることが、公立中学校の役割だと思います。
本校は、「ぱっとしない子ども」でも活躍できる学校でありたいと思います。そして、すべての子どもたちが、将来、大人になったことき、堂々と胸を張って行きていけるように、そのために必要な力を育むことが本校の使命だと考えています。
というような話を今日の「新入生説明会」でお話させていただきました。
なお、説明会では、標準服についても話題にしました。現1・2年生の生徒、保護者の皆様には改めて説明しますが、来年度から、「6月は、体育着登校又は標準服登校、7月~9月は、一律、体育着登校」とします。夏休み前後の「1学期終業式」と「2学期始業式」も体育着で行います。ラフな終業式・始業式は一般的ではないかもしれませんが、ここ数年の暑さから考えると、妥当な判断だと思います。体育着で過ごす期間が長くなることに伴い、「夏服を買わない」という選択肢も増えることと思います。
本日は寒い中ご来校いただきました小学6年生の保護者の皆様、貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございました。来年4月のご入学を職員一同、楽しみにしています。