日誌

08.06.希望を教える(校長コラム)

「社会の厳しさに慣れさせる必要があります。従って、学校は“我慢を教える場”です。」、そういう考え方の指導者に、子どもたちの可能性を伸ばすことは不可能です。

そもそも、世の中、我慢する場面は、何も意図的に設定しなくてもいくらでもあることから、「我慢を教える」なんて言っている指導者は、何もしていないに等しいわけです。未熟な指導者は、教育界を離れるべきです。

四中では、「我慢より希望を教える」「出る杭は伸ばす」「毎日行きたくなる学校」を経営方針に掲げています。中学校で、自信をつけ、使える知識を身につけ、大人になったときに堂々と自分らしく生きていってもらいたいと思います。

このことを全職員で共通理解を図り、具現化することが私の仕事です。

これからの世の中では、どんなに厳しい状況であっても、人と知恵を出し合って、過去の経験を生かして、最適解を見つけながら生きていかなければいけません。そして、常に、皆が頭を使って前に進む必要があります。

中学校で、子どもたちの可能性を伸ばしながら、人を思いやる心、前向きな気持ち、健康な体、そして、最適解を追求する頭を育むことが、「明るい未来」「幸せな人生」「世界の平和」につながると確信しています。

8月6日、今日はそんなことを考えていました。

さて、話は変わりますが、明日のバスケ部は、立川ダイスオリジナルメニューでの練習となります。9時から11時まで、立川ダイスの選手とトレーナーの方が特別に教えに来てくださいます。楽しみです。もちろん、保護者の皆様のご参観も大歓迎です!