日誌

06.24.机運び(校長コラム)

今日、新色となる「紺色の体育着」を購入した生徒に渡しました。明日は、従前の白色の体育着に加えて、「紺色の体育着」で過ごす生徒もいることでしょう。

と思ったら、今日、早速、着替えて「紺色の体育着」を着ている生徒が何人かいました。1番に着てみたかったのでしょう。この気持ち、よくわかります。

さて、話は変わりますが、「100の仕事」を1人で行うには、1人あたり100の仕事をする必要があります。

しかし、「100の仕事」を50人で行えば、1人あたり2だけ働けば済みます。
そして、「100の仕事」を100人で行えば、1人あたり1だけ働けば済みますので楽勝です。
ちなみに、理科(物理学)の話をしているのではなく、単純に労働の話です。

では、大勢で仕事するのがベストかというと、必ずしもそうではなく、人が増えれば、仕事の完成度にばらつきが生じて、その結果、質が低下することもあります。また、大勢だと、全員のスケジュールを調整するのに時間を要し、なかなか作業が進まないこともあります。

さて、特別支援学級新設に向けて、倉庫内の机をすべて移動させる必要があります。こういう場合は、言うまでもなく、大勢で行った方が効率的です。

職員や生徒に手伝ってもらうのが得策ですが、定期テスト前で、みんな忙しそうです。

今回は仕方ありません。もし、机を全部、自分1人で運んだとしたら・・・

「教員は授業や生徒の対応に集中できる!」「生徒はテスト勉強に集中できる!」「私が土日に食べたハンバーガーや味噌ラーメン分のカロリーが消化できる!」「足の筋トレになり健康に良い!」「特別支援学級新設の工事がスムーズに進む!」「終わったときに達成感を味わえる!」等、前向きな理由を見つけることにしました。

というわけで、1人集中して3時間かけて机を運びました。
部屋の中がさっぱりしました!

達成感を感じました。良い運動になりました。全然疲れていません。余裕です。本当はクタクタです。