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校長日誌
2022年6月の記事一覧
いしずえ91
■私が小学校の担任の時、水泳指導の日は朝、気温とプールの水温を測
ることから始まりました。雨の日もです。晴れならば、次はプールサイ
ドに行き、そっとひじを水につけます。漏電していないか調べるのです。
次は水の浄化をするため、機械室に行きます。珪藻土(けいそうど)を
入れたり、消毒剤を入れたりします。水がはねて、何着も服に穴をあけ
ました。順調に進めばプールに戻り、四か所で水質を測ります。最後は
排水口の点検を兼ねて水に入ります。腰洗いそうや目を洗う水道の水圧、
シャワーの目づまり確認と他にもルーチンワークをこなします。今でも
プールの水が流失してしまうシーンや、プールの水があふれ町中が水浸
しになったような、水に流したい夢を見ます!!
(6月29日飯田芳男)
いしずえ90
■昨日梅雨明けの報道がありました。私の人生で、6月中に梅雨が明け
たのは記憶にありません。連日の猛暑ですが、一中生の皆さんは健康の
保持増進に努めていることでしょう。先日会った教え子は、マラソンを
やっていました。「今もマラソンを続けているの?」と尋ねると「もう
僕も40才半ばですからスポーツジムに週2回行ってます。マラソンは
月1回です。」と。それを聞いてスポーツをしない私も反省!でもすぐ
思い直しました。私は学校のジム室に毎日通ってます!!
(6月28日飯田芳男)
いしずえ89
■猛暑のためなるべく日陰を選んで歩いています。そうしているうち
に、小学校低学年を担任していた時の『影踏み』を思い出しました。
2チームに分け、影を踏まれた子供はしゃがんでいきます。しゃがん
でいる子が多いほうが負けです。一年中やっていた遊びです。ある日
の20分休み、元気な子が走ってきて「飯田先生、影踏みやろう?」
とお誘いが…。私はキッパリ「今日はやらないよ!」と。しょぼんと
立ち去る児童の姿。でもやりません。外は雨ですから…!
(6月27日飯田芳男)
いしずえ88
■校長室がある廊下にはちょっとした仕掛けがありました。折りた
たみ机と、蛍光灯が取り付けられた掲示板です。どんなふうに活用
されていたのでしょうか。とっても気になります。一中生の皆さん、
いかがですか。興味深いですよね。 (6月26日飯田芳男)
いしずえ87
■2005年4月にクールビズが提唱されました。その年の暮れに
「クールビズ」は、新語流行語大賞のトップ10に選ばれました。
COOLとビジネスのbizを合成した和製英語が、こんなに浸透すると
は思いませんでした。そのころ私がノーネクタイで学校の廊下を歩
いていると、「今日は健康診断ですか?」と何度も声をかけられま
した。言葉と裏腹に、いでたちは今も浸透しません。さて、今日も
暑くなります。一中生の皆さんが快適に過ごせるように願ってやみ
ません。 (6月25日飯田芳男)
いしずえ86
■小学校低学年に作文を書かせる時「はじめ、中、終わりという三
段階で書くといいよ。」言っていました。高学年から中学生には、
起承転結、四つの段落で書いてみようと言っていました。その練習
に読売新聞連載の四コマ漫画「コボちゃん」を使っていました。そ
のコボちゃんが今休載中です。先生がご病気のようでちょっとさび
しいですがご快復を待っているところです。起承転結の作品が人の
心をつかむものですね。 (6月24日飯田芳男)
いしずえ85
■今日は乳酸菌の日だそうです。でも毎月23日が乳酸菌の日で、
シンボル的な日としては2月3日とのことです。そういえば23日
は店頭で製品がプッシュされている気がしました。私は、乳酸菌飲
料を飲むと何だか健康的になった気がして時々飲んでいます。私が
子供の頃、「強い子のミロ」というキャッチフレーズの「ミロ」が
飲みたくて親に買ってもらっていました。ホントに強い子になれる
と思っていました。でも何かにすがるって、大事だと思いますね。
ポジティブ思考でいると乗り切れると信じています。
(6月23日飯田芳男)
いしずえ84
■気分転換に釣りをすることがあります。ウキが反応しないとき
は、「あーだこーだ」考えてしまいまったく気分転換になりませ
ん。軽く体をうごかすほうがいいので、歩きながら悩みを忘れる
ようにしています。でも試験の日は、次の日の教科を勉強するの
が一番でした。「過ぎたことは考えない!」これが一番です。ゆ
っくり前を向いて歩みを進めましょう。私はゆっくり過ぎたかも
しれません。昨日は「健闘」とすべきところ「検討」にしてしま
いました。ごめんなさい。 (6月22日飯田芳男)
いしずえ83
■今日は夏至です。札幌の日の出は3時55分でした。東京標準
時での日の出は4時25分ですからかなり差があります。日の入
りは19時頃です。昼間の時間が長いのがわかります。関西では
夏至の日にタコを食べます、稲が四方八方に根付くようにとのこ
とです。三重県はミョウガ、愛知はイチジク、香川はうどんです。
一中生の皆さんは何を召し上がりますか?明日に備えて消化が良
いものがいいかもしれませんね。勉強の時間が、一年で一番長い
時期ですね。検討いえ健闘を祈ります。(6月21日飯田芳男)
いしずえ82
■私は初めての定期考査に緊張したことを、昨日のように覚え
ています。当時は月刊の「中1時代」と「中1コース」という
学習雑誌がありました。思い出がいっぱいです。「納豆食った
ぜ平城京」とぶつぶつ言いながら覚えた年号は、今でも寝言で
出てきます。「納豆は30回かき混ぜると試験に強くなる!」
これは単に、都市伝説です。まねをしないでくださいね。
(6月20日飯田芳男)
いしずえ81
■週末に髪を切る人もいるかもしれません。私の父は「頭を刈
ってくる」と言って、床屋さんに出かけていました。この頃は
「頭を刈る」なんて言いませんね。金田一春彦先生が著書で、
『Please cut my head off』と外国の人に告げたら卒倒
してしまうと述べていました。I live in TOKYOの過去形は?
という質問に、I live in EDOと答えた長嶋茂雄さんのことも
思い出してしまいました。 (6月19日飯田芳男)
いしずえ80
■薬師寺の名物管長高田好胤(たかだこういん)さんは、中学
生の私に「最小の効果のためにも 最大の努力を惜しまない」
と笑顔で語ってくれました。私は自分の都合の良い時だけ、こ
の言葉を思い出しています。エンゼルスの大谷選手も一中生も
日々の姿がこの言葉通りです。 (6月18日飯田芳男)
いしずえ79
■修学旅行の引率先でも小・中学校に目が向いてしまいます。
奈良の小学校にも、京都の小学校にもアサガオ栽培の鉢が置い
てありました。鉢の脇にペットボトルが付けられるタイプでし
た。販売台数が興味深かったです。また、中学生のほとんどが
リュックを背負って登下校していました。運動靴なら中学生、
革靴なら高校生と勝手に推測していました。全国の公立学校が
思いのほか、標準化されていることに感心してしまいました。
あくまでも私個人の見解です。 (6月17日飯田芳男)
いしずえ78
■私は中学1年生になって「試験勉強」という言葉を口にして、
中学生になったことを実感しました。しかし、自主的に机に向
かっている自分に陶酔(?)しただけで、しっかりと学力がつ
いて試験に臨んだことは皆無です。一中生の皆さんは私のよう
にならないことを祈るばかりです。それでも中学の時覚えたこ
とは今も忘れていません。青春期の知識は一生モノです。
(6月16日飯田芳男)
いしずえ77
■雨が降ったりやんだりの日が続いています。傘を待った家族が
迎えにきてくれる光景は嬉しいですね。我が家は一切そういうこ
とがなく、母に「今度雨が降ったら迎えに来て」と懇願したら、
「サトイモの葉っぱを使えば雨はなんとかなる。おまえこそ世の
中の傘になりなさい。」とアバウトな返答。ところで「世の中の
傘とは?」母は歌手の森進一さんを意識していたようです。一中
生の皆さん、いつも昭和の話題でごめんなさい。
(6月15日飯田芳男)
いしずえ76
■1963年の今日、「小さな親切運動本部」が設置されました。
当時の東大の総長さんらが運動をスタートさせました。昭和38
年からの運動ですから長い歴史です。鉄腕アトムが始まった年で
すね。古い話題ですか?さて、私は昨日と今朝まででどんな親切
をしたか?振り返ってみました。「特にやってないですね」お恥
ずかしいです。今日は勇気をだして何かをやってみます。なつか
しいフレーズで決意表明です。レッツビギン‼
(6月13日飯田芳男)
いしずえ75
■京都の鴨川にかかる三条大橋には、高札場があったようです。
幕府が決めた法度(はっと)やおきてを高く掲げていた場所がこ
こです。また、三条大橋は東海道の起点終点です。旅人はどんな
気持ちで鴨川をながめたのでしょうか。修学旅行から1週間が過
ぎても、土産話が時々廊下から聞こえてきます。思い出はセピア
色になるまで大事にしたいですね。 (6月13日飯田芳男)
いしずえ74
■「はきものをそろえる」とは、心をそろえることです。生徒に
教わる場面が多いです。わずか数名の我が家なのに、靴があっち
へ向いたりこっちへ向いたりしています。今日はしっかり整理整
頓し、気持ちよく月曜を迎えようと思います。あじさいがうなづ
いてくれました。 (6月12日飯田芳男)
いしずえ73
■1800年の今日は伊能忠敬が、第1回目の測量に出発した日
です。17年かけて地図を完成させました。忠敬の業績は『大河
への道』という映画で知ることができます。いつか見てみたいと
思います。忠敬は自分の歩幅で測量したと言われています。私も
早速歩幅を測ってみました。思いっきり足を広げました。こんな
ことにも見栄をはる自分が恥ずかしいです。
(6月11日飯田芳男)
いしずえ72
■今日は時の記念日です。天智天皇が水時計で時刻を示した日で
す。学校ではチャイムと時計を合わせる作業をしました。一中生
の皆さんは気が付いたでしょうか。ちょっと確かめてみてくださ
い。ところで、私は魔法が使えたら、時計の針を逆戻りさせ中学
からやり直したいと思っています。やり直したほうがいいか?そ
れともこのまま頑張るか?やり直したら一中にいないかもしれな
いので寂しいですね。「今を大事に!」が一番です。
(6月10日飯田芳男)
いしずえ71
■給食は麻婆菜麺でした。生徒も喜んでいました。私は誰よりも
喜んでいます。おいしくいただきました。麻婆豆腐は「まあおば
さん」が作った豆腐料理です。でも、麻婆菜麺の「麻(ま)」は
「からい」という意味もあるのかな?と思いつつ麺をいただきま
した。しかし、「麻婆菜」という料理も「菜麺」という料理もあ
ります。面が太いか細いかとなると「細麺」という料理もありま
す。そうなると今日の麺は、麻婆豆腐風の野菜を麺にのせるので
「麻婆菜」で読みを区切って、プラス麺ということでしょうか?
「学校経営もこのようにこだわりをもってやってほしい」という
声が聞こえてきました…。 (6月9日飯田芳男)
いしずえ70
■給食で春巻きが登場。生徒に人気があります。私も大好きです。
春雨を巻くから「春巻き」かと思っていました。でも語源として
は、立春のころ、新芽が出た野菜を具材にして作られたからが有
力のようです。春雨はでんぷん質の食品です。春雨ばかりでは味
が今一歩ですね。春巻きはパリッと揚げるのが難しいです。今日
の春巻きもおいしくいただきました。明日は、今月の予約1位が
予想される麻婆菜麺です。出勤への意欲が湧く献立です。お恥ず
かしいですが楽しみです。先生方にはナイショにしてください。
(6月8日飯田芳男)
いしずえ69
■修学旅行前日は、大きな荷物をトラックで運びます。前もって
宿舎に送ります。8時半過ぎに荷物を積み終え、ドライバーさん
は笑顔で奈良に向かいました。「4時間くらいですね。今日中に
また戻ってきます。」とのことです。さて当日、新幹線がホーム
に到着。私は、『修学旅行』という表示をじっと見つめる生徒に
感動しました。 (6月7日飯田芳男)
いしずえ68
■修学旅行のお土産の一番は「土産話!」と、薬師寺のお坊さんが
述べていました。私も『鹿寄せ』のシーンは何人もの人に伝えまし
た。担当の方がホルンを吹くと、5分後にはたくさんの鹿が集まり
ました。初めは奈良公園に生徒だけで、ホルンの音色だけが響いて
いました、そのうち、はるか遠くから鹿の群れが近づいてきました。
鹿の全力疾走は圧巻でした。春日大社の鹿は「神の使い」です。鹿
の身体をなでるのは、人のにおいがつくのでNGとのこと。動物園の
ふれあいコーナーとは違った学びができました。
(6月6日飯田芳男)
いしずえ67
■碁盤の目の京都市街地です。「京のてまり歌」を歌えば、30近
くの通りの名を覚えられます。丸太町通りから、えびす通り…いえ
いえ歩いてもなかなか覚えられません。ところで、3年生は何が修
学旅行の思い出になったでしょうか。どんな内容でも、セピア色に
なるまで、この二泊三日を大事にすることでしょう。うらやましい
です。私は、♪京の五条の橋の上…ではじまる「牛若丸」の歌を歌
いながら京都の町を振り返っています。「鎌倉殿の13人」にも助
けてもらいます。 (6月5日飯田芳男)
いしずえ66
■奈良で「せんと君」を探しましたが見当たりませんでした。京都か
らバスで奈良に向かう時、大和郡山市を通ることがあります。金魚の
町なので楽しみでした。電話ボックスの金魚鉢が圧巻でした。今年は
電車なので、車窓から平城宮跡歴史公園を見てみたいと思います。昨
夜、平城京に舞う風に乗って聖徳太子が登場する夢を見ました。日本
銀行券の聖徳太子が風に舞っていました。 (6月4日飯田芳男)
いしずえ65
■私が、生まれてはじめて新幹線に乗ったのは中学の時の修学旅行で
した。ゼロ系のひかり号はおもちゃでしか見たことがなく、東京駅の
ホームで本物を見たときは「おもちゃとそっくり!」だと思いました。
私が通っていた中学では、直接東京駅集合だったので、東京駅にたど
り着くまでに神経をすり減らしました。東京駅まで1時間、7月の暑
い時期、汗びっしょりで集合場所に着きました。私にとっては、真夏
の大冒険でした。 (6月3日飯田芳男)
いしずえ64
■気温の変化が激しい時、天気予報で「体調管理には気をつけて」と
言われます。私は、暑さも寒さも洋服で何とかなると思っています。
でも、お医者さんに「気温の変化に対応しようとする体全体の頑張り
は、ものすごいですよ」と教わりました。血液の流れ方などで、暑さ
寒さに順応できるようにしてくれているらしいのです。私は体をいた
わることをつい忘れがちです。健康に感謝しなくてはと思い直しまし
た。中学生の時、試験前はいつも体をいたわり過ぎ、よく眠る生徒で
した。「もっと頭を酷使しなさい」と母の小言が忘れられません。
(6月2日飯田芳男)
いしずえ63
■6月になりました。梅雨の時期です。梅の実の熟する頃の雨ですか
ら先人のネーミングのうまさに敬服です。さだまさしさんは「つゆの
あとさき」という歌を歌っています。歌詞には、「梅雨のあとさきの
トパーズ色の風は…」とあります。どんな色でしょうか。考えさせら
れます。 (6月1日飯田芳男)