校長日誌

2022年11月の記事一覧

いしずえ244


■今日は元日以来、333日目です。日の入りが16:28「今年も押し迫って」
という会話も聞こえてきそうです。時間は誰にも平等に与えられているのですが、
つい私の口からは、「一日が長~い」「もう朝か~!」きりがないくらいのグチ
がでています。身勝手なものです。大相撲の優勝力士阿炎関が「一番集中で土俵
に上がった」と言っていました。見習って、背筋を伸ばし、気を引き締めました。
                         (11月29日飯田芳男)

いしずえ243


■校内から「もみじ」の歌声が聴こえてきました。そろそろ紅葉も見ごろを終えそ
うですが「…赤や黄色の色さまざまに、水の上にも織る錦…」という歌詞からは、
各地の景色が浮かんできます。私は小学校の担任で、必死にオルガンで伴奏したこ
の曲がなつかしく思い出されます。秋の曲は「真っ赤な秋」と「もみじ」しか弾け
ませんでした。週2回の音楽は子供は楽しみでも私にとっては……日々それはもう
猛練習です。今でも思い出しただけで「指がつる!」…ホントです。
                         (11月28日飯田芳男)

いしずえ242


■夕暮れが早くなりました。そろそろピークでしょうか。当然ながら夜が長くなっ
ています。でも、明けない夜はありません。さて今日は3年生にとっては気になる
日ですが、誰もが初めての経験です。皆さんが落ち着いて取り組めるよう願ってい
ます。時々青空をながめ、深呼吸しながら会場に向かってください。
                         (11月27日飯田芳男)

いしずえ241


■先日「豆腐とラーメンに共通する数え方」はというクイズを見ました。正解は、
「丁」でした。パック入りの豆腐を見ることが多いので「丁」が思い浮かびません
でした。また、ラーメンは、ここ久しく「一丁!」という店員さんの声を聞かなく
なったこともあり、まったく気が付きませんでした。そういえば。出前一丁という
商品がありますからラーメンは「丁」がふさわしいというわけですね。ものの数え
方は調べてみるとおもしろいです。私は、ものの数え方の類ではないですが「一週
間が日曜始まりか月曜始まり」で数十年悩んでいます。(11月26日飯田芳男)

いしずえ240


■寒暖の差が激しいのですが、天気予報を見たり聞いたりすれば備えができて安心
です。その予報を作成する気象台の予報官の方が、読売中高生新聞で紹介されてい
ました。この方のご担当は『台風』、気象衛星やスーパーコンピューターが算出し
た予測を基に、台風の進路や勢力を、基本的に一人で判断するそうです。「予報ひ
とつで多くの人の生活に影響する。すこしでも被害を減らすことにつながれば。」
というコメントから緊張感が伝わってきました。私は今、ほほをパンパンとたたい
て机に向かい直しました。            (11月25日飯田芳男)

いしずえ239


■今日は「いいふし」という語呂合わせから『かつお節』の日だそうです。地域によ
っては和食の給食が提供されるのかもしれません。何年か前に、白湯と出汁が入った
湯を飲み比べた授業で、飲み比べるまえに児童が「香りが違う」と感想を言っていま
した。かつお節やサバ節、煮干しの出汁等、手間をかけて提供される一品に感謝をし
ながらいただこうと思います。そして、自戒の念を込め、ひと味違う仕事をしようと
思います。                     (11月24日飯田芳男)

いしずえ238


■今日は勤労感謝の日です。私も、勤労や収穫に感謝する一日を心がけます。読売新
聞の四コマ漫画「コボちゃん」では、加湿器の修理を頼まれ直せなかったおじいちゃ
んが、おばあちゃんに感謝されていました。勤労ではなく『徒労』に感謝されていま
した。ちょっと、ほろっとしました。         (11月23日飯田芳男)

いしずえ237


■小春日和の暖かい午後です。夏の初めに『麦秋(ばくしゅう)』という言葉がある
のに対して、冬の初めに『小春』があります。寒さが増し立冬が過ぎるころ、冷たい
風も吹かず、穏やかで暖かい日の訪れを『小春びより』と呼んでいます。でも、心の
中の『小春』はいつも持って歩きたいです。      (11月22日飯田芳男)

いしずえ236


■放課後、落ち葉掃きの生徒が集まり校庭のまわりをきれいにしてくれました。生徒
会役員等のよびかけに応じてくれた皆さんに感謝です。私の父の親せきは北多摩地区
に住んでいました。掃き集めた落ち葉で「焼き芋」をするのは日常でした。時々、リ
ンゴや柿も蒸し焼きにしていました。我が家も私が中1まで、薪で風呂をわかし練炭
の掘り炬燵(こたつ)でした。友達に「ザ・武蔵野」と驚かれていました。
                          (11月21日飯田芳男)

いしずえ235


■警視庁のシンボルマスコット「ピーポ君」が誕生してから、35年目という報道が
ありました。人々の「ピープル」とポリスの頭文字からのネーミングだと知りました。
社会科見学で引率した教え子が「いくつになったかな?」と何回も指を折りました。
そんな時「シャキ子さん登場」の記事を新聞で読みました。「へー、○○○○君のお
姉さんかあ❣」と知りましたがみんなに内緒にしています。(11月20日飯田芳男)

いしずえ234


■諏訪の森公園の落ち葉を踏みしめてみました。カサカサという音が心地良いので
すが、粉々になっていく葉にお詫びしながら歩いています。季節の移ろいに気が付
かず生活する日もありますが、四季折々のけしきを楽しんでいます。
                         (11月19日飯田芳男)

いしずえ233


■しし座流星群が見られるといいますが「1時間で数個見られればいいぐらいの気
持ちで」と言う報道もありました。私の場合は寒さよりも眠気と視力が気になって
います。でも一応夜空を眺めてみようと思います。夜空と言えば、市内小学校の5
年生と行った八ヶ岳の夜空はきれいでした。ナイトハイクかキャンプファイヤーが
終わる頃、満天の星を鑑賞していました。東京の夜空より星の数が違いました。コ
ロナ禍で行けなかった学年もあったのでしょうが、立川八ヶ岳山荘の夜空はおすす
めです。カレーライスもおすすめです!       (11月18日飯田芳男)

いしずえ232


■小学校で6年生を担任していたとき「11月はかわいそう」という詩を作った児童

いしずえ231


■今日は幼稚園の日です。日本で最初に官立の幼稚園ができたのが1876年の
今日です。私は保育園に2年間通いました。滞在時間の短い(ような気がした)
幼稚園にあこがれていました。でも、時々我が人生のピークである保育園時代を
なつかしんでいます。恥ずかしい思い出も満載ですが…。一中生の皆さん、過去
は変えられないですが、未来は変えられますよ。くよくよしないことですね。
                         (11月16日飯田芳男)

いしずえ230


■今日は七五三をお祝いする日です。一中生の皆さんもあの日を覚えていること
でしょう。「七五三」の「五」の読みは「鼻へ抜いた音」だと大学でならいまし
た。完全な一語になっている証拠だそうです。それはさておき、今宵は机に向か
う一中生も多いのでしょう。最高のコンディションで準備をしてください。応援
しています。                  (11月15日飯田芳男)

いしずえ229


■私はスラムダンクの名言『あきらめたらそこで試合終了ですよ』で、自分を奮
い立たせることがあります。また自分に笑顔が足りない時は、ミスタージャイア
ンツ長嶋茂雄さんが、好きな番号は何ですか?というインタビューで『ラッキー
セブンの3』と言ったシーンを思い出して笑っています。長嶋さん、すみません。
一中生の皆さん、時々肩の力を抜いて気分転換してください。今週は特に応援し
ています!                   (11月14日飯田芳男)

いしずえ228


■今日も数字の語呂合わせでわかる記念日、「ひざの日」です。いいひざの日と
呼ぶこともあるようです、2月25日は「ひざ関節の日」です。うっかりすると
区別がつきません。私は、中学時代に部活で「うさぎとび」をしていたせいか、
ひざの調子が良くありません。ですから毎日屈伸をしっかりやっています。ずっ
と、伸びた足のひざを押してからしゃがんでいました。体育科の先生に「それだ
と、ひざを痛めますよ」と言われました。星飛雄馬のひざも心配です。
                        (11月13日飯田芳男)

いしずえ227


■11日に厚労省から現代の名工が発表されました。「ものづくりの名人」とい
う方々です。新聞にはランドセル作りの方が紹介されていました。「小学校の6
年間、子供が成長する中で連れ添う大事なもの。まじめに作ってきたことが評価
されて良かった。」というコメントに胸が熱くなりました。来年4月の入学なの
に、今頃から自宅で背負っている子供たちがたくさんいます。作り手の皆さんの
心も背負っています。              (11月12日飯田芳男)

いしずえ226


■読売中高生新聞「シゴトビト」欄の特集はアナウンサーでした。仕事に悩まれ
たアナウンサーさんが「個性も特技もないけど、どうしたらよいか」と先輩アナ
に相談しました。すると「個性なんて見る人が勝手に決めるもの。何もないんだ
ったら一生懸命やるしかないよ」という答えが返ってきたそうです。その後、開
き直ることができたそうです。私も時々シンプルな答えに心が動きました。難し
く考えないことも良薬ですね。          (11月11日飯田芳男)

いしずえ225


■今日は「いいテン(手)」の語呂合わせで、ハンドクリームの日だそうです。
手荒れの予防に一中生の皆さんは、思い思いにお気に入りのハンドクリームを使
っていることでしょう。私の中学時代は、祖母愛用の「桃の花」でした。毎年述
べるエピソードです!桃色のクリームを塗っても、しわしわの祖母の手が改善さ
れていくわけではありませんが、入念に塗って満足そうな祖母でした。私は我が
家の洗面台にチューブ入りのハンドクリームを置いています。時々、歯ブラシに
塗ってしまいます。これも毎年のエピソードです。 (11月10日飯田芳男)

いしずえ224


■学区域は『立川市民科』の学習教材に囲まれています。富士見町の踏切「上野原
踏切」も歴史を語っています。この踏切の立川寄りに五日市鉄道『武蔵上ノ原駅』
があったようです。五日市鉄道は、昭和5年頃開通し、昭和19年10月には廃止
されてしまったとのことです。「立川市の歴史と文化財」という史料で知りました。
そう言えば『五鉄通り』を見かけた気がします。ウ~ンどのあたりだったかなあ?
一中生の皆さんのほうがくわしいかもしれませんね。  (11月9日飯田芳男)

いしずえ223


■今日は皆既月食が見られそうです。月が天王星を隠す『天王星食』も皆既月食中に
起こると聞きました。月は東の空で午後6時9分から暗くなり始めます。塾や部活の
生徒は気になる時刻ですね。気にかけて夜空を見上げてください。天王星食は月が天
王星の前を横切るときに起きます。私の視力では楽しめないと思います。一中生は挑
戦してみてください。月は赤く見えるそうです。でも「怪奇」月食ではありません!
                           (11月8日飯田芳男)  

いしずえ222


■今日は立冬です。暦の上では冬のスタートです。木枯らしが吹き、木々の葉が落ち
ていきます。私の手帳のメモでは昨年は木枯らしが吹いていません。一昨年の木枯ら
し1号は11月4日です。今年はどうでしょうか。私が中学生の時、学級日誌に今日
『木枯らし一番が吹きました!』と、得意げに書いて笑われた記憶があります。春一
番とは言いますが、なぜか木枯らし一番とは言わないようです。132本もある一中
の木々が木枯らしに負けないことを願っています。    (11月7日飯田芳男)

いしずえ221


■小学生が体験授業で来校した時、ある児童に「立川にのぼり坂とくだり坂では、
どちらが多いの?」とたずねました。純真無垢な表情で答えを力説するので、同じ
でしょう!という答えを言いそびれました。23区には630の坂があるそうです。
と言っても『のぼり坂と、両方こみこみ』ですね。私としては歩くのに楽なくだり
坂が多いといいのですが、なんだか私の人生のようでそれも気になります。でも、
人生で多い坂は「まさか!」です…。         (11月6日飯田芳男)

いしずえ220


■体育倉庫の脇にかしの木があります。木からは実がぽろぽろ落ちてきます。風
が吹くたびに落ちてきます。木の実はいわゆるドングリです。ドングリの木は、
コナラ、クリ、マテバシイ、シイ、ブナです。かしの木はブナ科の総称なのでド
ングリができます。ドングリは果実といいますが、食べるドングリではクリがお
なじみですね。クリも果実ですから、栗を「くだもの」といっても間違いではな
いようです。ドングリの種類もたくさんあります。童心にかえって楽しんでみよ
うと思います。                  (11月5日飯田芳男)

いしずえ219


■1946年の今日「国際連合教育科学文化機関」が発足しました。国連の専門
機関で本部はフランスのパリです。「人の心の中に平和のとりでをきずかなけれ
ばならない」というユネスコ憲章の前文は、あまりにも有名です。この頃世界情
勢は、この文と真逆の方向にいっています。私にできることはやっていこうと思
っています。                   (11月4日飯田芳男)

iいしずえ218


■広く文化に親しむ日です。私は文化がカルチャーという単語で示されるのを中学
の頃知ったような気がします。その頃カルチャーセンターという「教室」もあちら
こちらで開設されるようになっていました。カルチャーの語源となるラテン語(読
み方がわからず紹介できなくてごめんなさい)には、「心を耕す」という意味があ
るようです。今日は「心を耕す日」だと思うと、ちょっと気持ちがなごみます。
                          (11月3日飯田芳男)

いしずえ217


■「いい文字」という語呂合わせから、今日は「習字の日」「書道の日」というこ
とです。私は、今日はとびきり丁寧に字を書くようにしています。でもいつも丁寧
にしていなくてはいけないですね。反省です。私が小学校一年生の担任の時は、そ
れはそれはひらがなをていねいに書いていました。書き順にうなされた一年間でし
た。今日はまた新たな気持ちで文字を綴ります。    (11月2日飯田芳男)

いしずえ216


■枕草子の巻頭文『秋は夕暮。夕日のさして山の端(は)いと近うなりたるに』の
ように、古来日本では、秋の夕暮れのさびしいおもむきが愛されてきました。でも、
あとに『風の音や虫の鳴く音などは言うまでもなくすばらしい』という意味の文が
あるので、10月の初め頃の夕暮れかなと勝手に思っています。さて、霜月11月
になりました。国文学者折口信夫先生が著書の中で、10月が「上(かみ)の月」
11月は、「下(しも)の月」という解釈をしていました。大学時代の授業を突然
思い出す秋の夕暮れです。              (11月1日飯田芳男)