校長日誌

2023年4月の記事一覧

いしずえ395


■今日は、天皇誕生日、いえ、昭和の日です。2007年から昭和の日とな
りました。しかし、1989年から2006年まではみどりの日でした。い
ろいろなドラマを背負っている29日です。とは言え祝日です。土曜だから
病院に行こうと思いましたが休業日でした。「夕刊がない」のが気になるの
は私のような昭和のおじさんだけでしょう。昭和64年の年賀はがきは取っ
てあります。昭和がどんどん「むかし」になっていきます。
                       (4月29日飯田芳男)

いしずえ394


■私が中3の時「おれ、悩みが多くって」っとたびたび友人に相談していま
した。でも悩みを口にすると、悩みが半減するので、友人の存在はありがた
かったです。そんな友人がある時、「おまえ去年の今頃、何で悩んでいたか
覚えてるのか?」と言ってきました。私は「ぜんぜん覚えていない!」と答
えると、「だから、あんまりくよくよしないことだよ。」と悠然と答えてく
れました。チェリオのオレンジを腰に手をあて飲みながら…。大型連休を迎
える頃いつも思い出す光景です。        (4月28日飯田芳男)

いしずえ393


■『奇妙な漢字』という本に、「読めそうで読めない漢字」の欄があります。
読み進めましたが、私にとっては「読めなさそうでやはり読めない」漢字が
並んでいます。「俎」の訓読みは「まないた」「栖」の訓読みが「すみか」
等々。読み込めず絶望的になっていったん本を閉じました。そんな時、しお
りをはさむことがあります。しおりは「栞」と書きます。はて?どんな字だ
っけ?そこで更なる課題が…。私には「書けそうでやはり書けない」漢字が
多いです! 手を動かして字を書かなくては覚えられないと、しみじみ思い
ました。                   (4月24日飯田芳男)

いしずえ392


■今朝、ラジオでアナウンサーが「おしょくじけんの背景は何でしょう?」
と言ってました。「ん❓お食事券の背景?」と興味津々でした。よ~く考え
れば「汚職事件の背景」ですね。ところで先日『厳選覚え違いタイトル集』
を読みました。私のような仲間ばかりでした。図書館員さんに「下町のロボ
ットありますか?」とたずねた方がいたようです。下町ロケットですね。次
は「だいぶつじろうの本ありますか?」これ、中学生の時私も言いました。
大佛次郎(おさらぎじろう)さんですね。一中生の皆さん、私のようになら
ないよう日々精進!             (4月26日飯田芳男)

いしずえ391


■このごろ見かけなくなりましたが、私は学年別の学習雑誌の大ファンでした。
小学校の時は「小学一年生」から六年生までを愛読。なぜか学校で配られる、
科学と学習と合わせ楽しんでいました。中学に入ると中一コースに中一時代を
愛読。二つの出版社がそれぞれ○○コースと〇〇時代を発行していて、友達と
コースと時代を交換していました。先日友人と、何だかんだ言いながら、学習
雑誌を探して神田の古本屋街を歩きました。ありませんでした。多分、永遠に
探せないと思います。インターネットに頼らないスーパーアナログおじさんの
旅にゴールはありません。            (4月25日飯田芳男)

いしずえ390


■立川は、昭和20年(1945年)2月16日以来、終戦まで13回空襲に
見舞われたと言われています。同年4月4日は山中坂の悲劇、今日4月24日
は砂川村が空襲を受けました。砂川国民学校(現在の八小)の三名の先生が命
を落としました。爆風のすごさは、長く校内で保管されてい二宮金次郎像から
伺えました。ひざ下と手首が破損していたのです。持っていた本もありません。
空襲から70年を経て、平成27年(2015年)に地域の方々の尽力で修復
されました。でも手に持っていた本は修復されていません。戦争の惨禍を後世
に伝えるためです。いつまでも「平和」を愛していきたいです。
                        (4月24日飯田芳男)

いしずえ389


■私が中1になった時、担任の先生以外に授業ごとに先生が変わるというのが
とても新鮮でした。おまけに私の担任の先生が家庭科で、授業をもたない先生
が担任ということにも驚きました。当時、男子は家庭科をやらなかったので、
今振り返ると別の意味で驚きですね。ともあれ、すこし大人扱いをしてくれる
中学校生活のスタートが嬉しかった思い出があります。私は図書委員になりま
した。蔵書カードにブッカー、貸し出し券に代本板。アナログな思い出がよみ
がえります。代本板は抜き出した本の代わりに立てかけます。顧問の先生が、
英語で「ダミー」と教えてくれました。中学の思い出を語ると夜が明けます!
                         (4月23日飯田芳男)

いしずえ388


■学校の掃除の時間に箒(ほうき)を使います。教室の掃除のねらいは、昭和
の時代は消しゴムのかすと土ぼこりの除去でした。でも学校のほうきでは容易
にごみがとれません。担任のころ、学校全体の清掃担当を命じられた私は、各
教室に掃除機を設置してほしいと事務担当者にお願いしたところ、「予算がな
いから難しいですね。飯田先生が校長になったころは実現すると思いますよ。
頑張って!」と励まされました。廊下を掃きながら「ほうきが一番!」とつぶ
やいている自分がいます。            (4月22日飯田芳男)

いしずえ387


■中学1年生に疲れがでる頃です。小学校の時にあった「休み時間(中休み)」
がないのも一因かもしれません。そのうちペースをつかむと体が慣れてきます。
ご安心を。さて、この中休みという名称ですが、ある調査では20分休み、業間
休み、中休みが全国ベスト3です。大休憩とか大放課と呼ぶ地方もあるようです。
ともあれ、上手に休憩をとってほしいと願います。  (4月21日飯田芳男)

いしずえ386


■今日は関東の一部、日本の南部で部分日食が見られます。館山や小笠原諸
島で「午後欠けているのが見える」と報じられています。「辺りが薄暗くな
ってきた」という感じにはならないかも知れませんね。さて、今日は郵政記
念日(逓信記念日)です。「郵便の父」前島密(ひそか)は1円切手の肖像
です。1871年の今日(旧暦は3月1日)新しい郵便制度になりました。
郵便局に勤めていた「私の父」は、この日に紅白のおまんじゅうを持ち帰っ
てきていました。ところで、さきほど、副校長先生に職員室に来るように言
われました。「おこられるのかな?」私は飛脚のように素早く馳せ参じまし
た。                     (4月20日飯田芳男)