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校長日誌
2022年11月の記事一覧
いしずえ219
■1946年の今日「国際連合教育科学文化機関」が発足しました。国連の専門
機関で本部はフランスのパリです。「人の心の中に平和のとりでをきずかなけれ
ばならない」というユネスコ憲章の前文は、あまりにも有名です。この頃世界情
勢は、この文と真逆の方向にいっています。私にできることはやっていこうと思
っています。 (11月4日飯田芳男)
iいしずえ218
■広く文化に親しむ日です。私は文化がカルチャーという単語で示されるのを中学
の頃知ったような気がします。その頃カルチャーセンターという「教室」もあちら
こちらで開設されるようになっていました。カルチャーの語源となるラテン語(読
み方がわからず紹介できなくてごめんなさい)には、「心を耕す」という意味があ
るようです。今日は「心を耕す日」だと思うと、ちょっと気持ちがなごみます。
(11月3日飯田芳男)
いしずえ217
■「いい文字」という語呂合わせから、今日は「習字の日」「書道の日」というこ
とです。私は、今日はとびきり丁寧に字を書くようにしています。でもいつも丁寧
にしていなくてはいけないですね。反省です。私が小学校一年生の担任の時は、そ
れはそれはひらがなをていねいに書いていました。書き順にうなされた一年間でし
た。今日はまた新たな気持ちで文字を綴ります。 (11月2日飯田芳男)
いしずえ216
■枕草子の巻頭文『秋は夕暮。夕日のさして山の端(は)いと近うなりたるに』の
ように、古来日本では、秋の夕暮れのさびしいおもむきが愛されてきました。でも、
あとに『風の音や虫の鳴く音などは言うまでもなくすばらしい』という意味の文が
あるので、10月の初め頃の夕暮れかなと勝手に思っています。さて、霜月11月
になりました。国文学者折口信夫先生が著書の中で、10月が「上(かみ)の月」
11月は、「下(しも)の月」という解釈をしていました。大学時代の授業を突然
思い出す秋の夕暮れです。 (11月1日飯田芳男)