校長日誌

2023年8月の記事一覧

いしずえ514


■先日高校野球の決勝戦が行われました。優勝校は107年ぶりの栄冠とのこと
でした。報道機関は「ひゃくしちねん」と述べていました。私は「ひゃくなな」
と読みたいですが、正解は「ひゃくしちねん」なのでしょう。訓読みが「なな」
音読みが「しち」です。法事の七回忌は「しちかいき」です。「しち」が「し」
や「はち」と間違えられないように「なな」と読む場合もあるようです。本市は
「よん中」や「なな中」ですが、私が以前勤めて自治体では、よん小ではなく
「し小」また、きゅう小ではなく「く小」でした。私は、時々、聞き間違いを防
ぐ意味でしょうか「よん月」や「なな月」、「ついたち」ではなく「いっぴ」と
言う使い方を耳にします。業界の工夫ですね。ちなみに私は本校のことを「ナン
バーワンスクール!」と呼んでいます!       (8月25日飯田芳男)

いしずえ513


■「燃えてる!」バタバタと消火器を持って走る先生についていくと、煙が。
ある先生に「通報はしたか」と確認。何本かの消火器を使用。すぐ煙を出してい
るほうき箱へ噴霧。2分余りで鎮圧しました。さて、サイレンが近づきました。
10台以上の車両が本校へ。ありがたいやら申し訳ないやらで言葉がありません。
関係当局のご指導を受け、今は近隣へご挨拶です。のびていく草を除去するため
のバーナーは燃えカスをほうき箱の中へ運んだようです。最後まで火の元を確認
することが肝要です。通報体制、初期消火、消火器の位置等、ふりかえりをして
います。安心安全は実践を積まなくては身に付きません。真摯に取り組みます。
                         (2月24日飯田芳男)

いしずえ512


■今日は二十四節気の処暑です。暑さが一段落すると言われています。そうは
言っても日差しが強く、蒸し暑い一日です。カレンダーには『富山でススキが
開花する』とあります。ススキは中秋の名月を愛でる格好のアイテムです。私
は『幽霊の正体見たり枯れ尾花』ということわざから、尾花=ススキと知りま
した。そしてこのことわざを「怖い怖いというだけでなく良くみてみよう」と
理解しました。一中生の皆さん、校長先生を怖い怖いと思わず良く見てみよう。
                        (8月23日飯田芳男)

いしずえ511

■私は中学生の頃「口答え」をしてよく親に怒られていました。挙句の果てに
「うるせぇ」「めし」「金くれ」で過ごした時代があって、今更ながら親に詫
びている次第です。「口答え」を辞書で調べると「目上の人に言い返すこと」
とありました。辞書的には「言い返したっていいじゃん」ですが、我が家では
壮絶なドラマを作っていました。「落ち着いて話せば良かった」と今でも反省
しています。昨日、幼稚園の前で仲直りをしている園児さんに出会いました。
「おこちゃってごめんね」「うん いいよ」と言う会話に、私の冒頭の黒歴史
を一層反省した次第です。            (8月22日飯田芳男)

いしずえ510


■小学校の時、自由研究を模造紙に書き、なんとなく研究をした雰囲気にひ
たっていました。ところで、模造紙というのは化学パルプを原料とした大判
の洋紙です。大学の授業で教授が「大蔵省(現財務省)印刷局の認定和紙を
模造した紙なので、模造紙と言う」という話をしました。でも岐阜県出身の
友人は「B紙」と呼んでいました。富山県では「ガンピ」と言うそうです。
ともあれ、いつもいろいろな場所で大活躍している模造紙が、「模造」と言
う呼び名では気の毒だなあと感じて数十年です!!(8月21日飯田芳男)