日誌

2023年10月の記事一覧

10.09.電子黒板の使用を開始(校長コラム)

現在、教室にある大型モニターを授業で活用していますが、明日からは、全クラスで、電子黒板に切り替えます。
先日、一部のクラスでICT担当の先生が電子黒板を試行的に使用していましたが、タブレットやインターネットの映像も見られ、使い勝手は良さそうです。

大型モニターは、窓側に設置した収納棚の上に置いていましたが、電子黒板は、実際にタッチしながら使用するため、手の届かない場所に設置することはできません。そのため、必然的に、電子黒板は、収納棚の前に設置することになります。正直、やや圧迫感があります。

そのため、今後、収納棚を撤去して、電子黒板の設置スペースを確保しようと思います。言葉で言うのは簡単ですが、とても大変な作業です。技術力も必要です。とても私にはできません。本校の用務員だからこそできる仕事です。

10.08.バスの配車場所(校長コラム)

これまで、1年スキー教室では、1日目の朝、玉川上水駅北口にバスを配車していました。しかし、玉川上水駅北口は立川市外ですし、学校からの荷物を積み込むにも遠すぎます。
そこで今年度は、試行的に、本校の校庭に配車しよう考えています。このことに伴う懸案事項は次の2点です。

(1)12mもある大型バスが正門付近の交差点を曲がれるか。

(2)雨天時等で校庭がぬかるんでいる状態でも校庭にバスを停められるか。

用務員、体育科教員、そして、バス会社の方の意見を参考にして、最終的に判断しようと思います。
たぶん、大丈夫だと思いますが・・・。

10.07.本校のおもてなし(校長コラム)

ニューカレドニアから来日している留学生の皆さんが昨日、四中の授業を受けに来てくれました。ただし、四中として何か特別な準備はしたわけではありません。「留学生を紹介するために臨時の全校朝礼を開催したこと」「フランス語が話せる栄養士の先生による特別授業を行ったこと」以外は、いつもどおりのカリキュラムです。

留学生用に特別なイベントを企画することもできますが、あえて普段どおりの授業を体験してもらいました。なぜなら、「本物の日本の学校を知ってもらいたい」「普段と変わらない日本の中学生とコミュニケーションをとってもらいたい」と考えたからです。留学の魅力は、「その国のありのままの姿を知ることができる」ところだと思います。楽しい授業、まじめな授業、給食、避難訓練、部活動等、昨日1日で「ありのままの中学校」を体験してもらいました。そして、そこには「留学生を思いやる優しい四中生」「わくわくした気持ちの四中生」の姿があり、四中生にとっても学びの多い1日になりました。

これが、本校が考える「おもてなし」です。日本の良さを味わっていただけたでしょうか。日本とニューカレドニアの平和と更なる発展と祈念いたします。

10.05.カフェで考え事(校長コラム)

「日々のスケジュール」「書類の提出期日」「人との約束事」等は記憶に頼るのではなく、必ず全て手帳に記載するようにしています。なぜなら、頭の中で管理すると、何か忘れていないか常に気になってしまい物事に集中できないからです。単に私の記憶力が悪いからとも言えますが・・・。
いずれにしても、「記憶すること」は手帳に任せて、頭は、主に「判断すること」「創造すること」に使っています。たいてい頭を使う作業は校長室で行っています。

ところで、「漠然とした問題」「スケールの大きな問題」「解決が難しい複雑な問題」については、時間をかけて、じっくり考える必要があります。問題によっては、何時間考えても答えが見つからないこともあります。しかし、校長室で一つの問題だけに時間をかけて考えていると他の仕事に影響が出てしまいますので、そういうときは、急ぎの仕事を校長室で処理して、思い切って、休暇をとって、あるいは夜に、カフェでじっくり考えることもあります。もちろん、いつもカフエに行くわけではありません。基本は学校で考えます。しかし、意外とカフェだと発想が広がります。

ここから先は、一般論ではなく、あくまで、私個人の価値観の問題ですが、仕事のことを考える際は、以下の条件を満たす店を探すようにしています。

【カフェの条件】
 ①客がほとんどいない店
 ②シンプルモダンな内装の店
 ③開放感がある店(天井が高い&窓が大きい)
 ④落ち着いた音楽が流れている店
 ⑤値段が高すぎない店

この5条件を満たす店ですが、正直、ほとんどありません。特に、「天井が高くて、窓が大きい」お店を探すのは容易ではありません。ちなみに、ホテルのラウンジは高級すぎて緊張しますし、予算オーバーです。

私がよく行くカフェは写真にある2店です。どちらも、埼玉県にある自宅の近くです。

10.04.口調が強い人(校長コラム)

「声が大きい人」や「口調が強い人」の意見ばかりが反映される組織は問題です。強い口調で何かを主張する人がいた場合、面倒なので、とりあえず、その人の意見を採用しておく・・・、そんなことをしている組織から、新しい発想が生まれるはずがありません。

本校の職員の中に、そういう乱暴な人はいません。皆、様々な考えをもっていますが、きちんと正しい流れで自分の考えを主張しています。品格があります。それが本校の強みでもあるわけです。

何でそんな話題をしているかというと、先日、強い口調で、わざと相手を困らせるような言い方で発言している人を見かけたからです。見ているだけで嫌な気分になります。

相手の気持ちや立場を考えない発言は、議論に値しません。時間の無駄です。

何か、相手に理解してもらいときは、まず、相手の気持ちや立場を考え、その上で、自分の思いを丁寧に説明する必要があります。とりわけ「信念をもって行動している人」や「正しいことを実践している人」を説得するのは、容易なことではありません。いくら強い口調で説得しても、相手は動じないでしょう。世の中そんなに甘くはありません。