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2024年2月の記事一覧
02.19.ジャズピアノコンサート(校長コラム)
音楽プロジェクトの第3弾として、3月4日(月)に「ジャズピアノコンサート」を行います。時間は、午後2時25分から午後3時15分までの「50分間」を予定していますが、当日は専用のピアノを搬入したり、リハーサルを行ったり、朝から準備を行います。
本取組は、「たちかわ交流大使の出張ライブ」として、市内数校で実施するもので、本校のオリジナル企画ではありませんが、世界的に有名なジャズピアニストの山下洋輔氏が演奏してくださるスケールの大きい取組です。今から楽しみです。
ちなみに、昨年度は、3年生(現高校1年生の学年)を対象に行いました。毎年、続けて実施できる保障はどこにもありませんので、今年度は、全学年で行うことにしました。チャンスを逃すわけにはいかないからです。
今年度は、「音楽プロジェクト」と「冬のお楽しみプロジェクト」を行ってきましたが、いよいよこれで最終回です。
02.18.来年度に向けて気になること(校長コラム)
高校では令和4年度から「総合的な探究の時間(探究学習)」がスタートしています。そして、大学受験では、総合型選抜入試が導入され、年内に合格を決める生徒も少なくありません。この総合型選抜入試では、探究学習の成果が問われます。例えば、面接で生徒が「~について調べました。」と答えたら、面接官は「それで?」と次の質問をしてきます。つまり「何かについて調べる」だけでは不十分であり、調べた結果、そこから、何を考え、どういう行動をとったのかといった「探究のプロセス」を説明しなければいけません。高校の授業も大学入試も昔とは随分と変わってきているようです。というようなことを先日、都立高校の先生に教えてもらいました。
しかし、小学校、高校、大学に比べて、中学校では「探究学習」が進んでいません。完全に取り残されているように感じています。そこで、本校でも来年度、総合的な学習の時間や立川市民科で「探究学習」をどう充実させていくのか検討しようと思います。
ところで、話は変わりますが、コロナ禍以降、全国的に不登校の生徒が増加しています。子どもたちが大人になったときに、自立して堂々と生きていくために、中学校は、不登校の生徒に対して、どのようにアプローチする必要があるのか、改めて考えなければいけないと思います。家庭訪問や電話連絡といった対応だけでは不十分なのは明らかです。
来年度の学校経営方針を策定するにあたり、今、気になっているのは、「探究学習の充実」と「不登校の生徒に対する支援の充実」の2点です。のんびり考えている時間はありません。具体的なブランを策定していこうと思います。
02.16.オリジナル商品(校長コラム)
立川市民科の授業で、3年生が考案した商品(地元立川に関連する飲食物)を3月8日(金)に限定販売します。
先日、商品の選定や製造をお願いしている株式会社まちづくり立川様と打ち合わせを行い、販売方法や販売個数等を決めました。
選考会を見事通過した商品は以下の3点です。
◯立川住むーじー(600円)・・・季節の葉野菜とバナナにオレンジジュースを加えたスムージーです。パッケージには、生徒がデザインしたオリジナルのステッカーを貼る予定です。
◯玉川上水だんご(300円)・・・玉川上水をイメージして、青色の“ラムネあん”をのせたお団子です。
◯立川ブルーベリーベーグル(500円)・・・ブルーベリーのベーグルに、ブルーベリーとクリームチーズをサンドしました。
「立川住むーじー」は、ジバーカフェ(立川市柴崎町)で10時30分~正午に販売します。「玉川上水だんご」と「立川ブルーベリーベーグル」は、立川第四中学校 及び こぶし会館(立川市幸町)で10時20分~12時15分に販売します。
いずれも大量生産は難しく50個程度の限定販売となります。どんな味なのか、期待が高まります!
02.14.愛の喜び(校長コラム)
今から30年以上も前の話ですが、NHKの教育テレビ(学校放送)で「ゆかいなコンサート」という小学4年生向けの番組が放送されていました。
出演者の先生による「ピアノ演奏」や「ユニークな曲の解説」がかっこよく、小学生だった私は、いつも憧れの思いをもちながら、その番組を楽しみにしていました。そして、ヴァイオリンと一緒に、出演者の先生がピアノで『愛の喜び(クライスラー作曲)』という曲を弾いていた場面をどういうわけか今でも鮮明に覚えています。
そのときの印象が強く、「ピアノで『愛の喜び』を弾きたいなぁ」とずっと思っていて、実は、数年前に楽譜を購入しました。しかし、難しすぎて私の実力では厳しそうです・・・。
さて、今日、1年生対象に行った「バレンタイン・コンサート」ては、国立(くにたち)音楽大学の先生と学生さんが、この『愛の喜び』を演奏してくださいました。
30年以上前の記憶が再びよみがえりました。やはり、楽器が演奏できるって、とても素敵です。そして、かっこいいです。
今日は、ピアノとヴァイオリンの「本物の演奏」を聴くことができました。プロのビアノ演奏は、素人の私でも違いがわかりました。演奏いただいた沢田千秋先生はすごいです。プロのピアニストの演奏にふれた贅沢な1日となりました。
本日、演奏いただきました国立音楽大学の皆様に心より御礼申し上げます。
02.13.国立音楽大学の先生(校長コラム)
明日は、1年生を対象に音楽の特別授業を行います。本校の学区域内にある国立(くにたち)音楽大学の先生がピアノを披露してくださいます。2月14日に実施することから、その名も「バレンタイン・コンサート」です。
今年度、音楽科で教育実習生を受け入れましたが、その際、実習の様子をご覧いただくために国立音楽大学の先生がご来校くださいました。校長室でお話をさせていただくうちに、その先生の「専門性」「学校教育への理解」「技術力や頭の良さを前面に出さない謙虚さ」「人柄の良さ」を強く感じ、初対面であるにも関わらず、失礼を承知で、四中生対象の特別授業をお願いしました。
という経緯でスタートした企画ですので、大学の先生に加えて、教育実習生も久しぶりに来校してくれます。また、教育実習の担当クラスが1年生であったことから、今回のコンサートの対象学年も1年生としました。2クラスずつ音楽室で、ピアノとヴァイオリンの演奏を味わってもらいます。
ところで、その国立音楽大学の先生ですが、沢田千秋先生とおっしゃって、インターネットで調べてみますとピアニストとしてご活躍されているすごい方でした。快くお受けいただきましたが、演奏費を準備しているわけでもなく、初対面で、無茶な依頼した自分が恥ずかしくなります。
これまで、大学、行政機関、芸能界、民間企業等、様々な分野で活躍されていている方々とお話させたいただく機会がありましたが、「活躍している人」「成功している人」程、皆、人に優しく、礼儀正しく、そして、丁寧です。威張っている人は1人もいません。