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【校長室より】 朝会 「命を粗末に扱う人、大切にする人」
3月9日 朝会「命を粗末に扱う人、大切にする人」
昨日ニュースで、矢が刺さった白鳥が保護されて、手術を受けた。しかし、命が危ない状況である。そして、ボーガンという西洋式の弓矢で白鳥を打った人に対して、「人間として信じられないような行為をする人だ。」と言っていた。
インターネットで調べたら、命は何とか助かりそうだと書いてあったが、今日の昼には、死んだ、と出ていた。
こんな残酷なことをする人がいる、一方、こんな場面にも出会った。
昨日、近くの公園にベビーカーに犬を入れて、公園に来た中年の男女がいた。
犬をだっこして、そっと下に下ろし、歩かせようとするが、犬は、もう年齢的に年老いて、弱っているようで、立とうとするが、すぐに倒れる。毛並みもぼさぼさして、顔にも元気が無い。
飼い主は、最後の散歩かも知れないと思い連れ出したのだろう。
家で10年以上もこの犬と生活したのだろう。大切な家族として、これまでと同じ様に散歩させたかったのだと思った。
立ち止まって数分間見ていた。
命を慈しみ大切にする人達がいる。
十小の子供達には、こういう人になって欲しい。
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