日誌

学校のできごと

【校長室より】 雑感 「子供はほめてもらいたい」

1年生の廊下の掲示版に、魚の絵が掲示してあります。

色使いの学習でしょうか。真ん中に大きな魚を描き、様々な色を使ってカラフルに仕上げています。魚の周囲には小さくいろいろな海の生物もいます。

楽しく眺めていたら、教室から出てきた1年生が、自分の絵を見てくれと、手を引いて自分の絵の所まで案内してくれます。今度は別の子が、見てくれと案内します。数名の子供の絵を見て、かわいいところ、これは何なのと聞くこと、魚の絵の色使いをほめること等、一言でもほめたり、感心したりすると満足そうな表情をします。子供たちをほめ、認めることは大切だと思いました。また子供たちはそれを強く欲している。そのことが情緒を安定させ、物事に立ち向かう意欲や元気を強くして行くことにつながると再認識しました。

繰り返し紹介します。 山本五十六(太平洋戦争当時の連合艦隊司令長官)の言葉から

  :「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
  :「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

  C:「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

     

いつの世でも、人を(子を)育てるための大切な言葉だと思います。

*今回、Aについて正確な言葉をインターネットで調べていたら、BとCもありました。 B.Cを含む3段構成で、人の育て方を言っていることを知りました。