日誌

学校のできごと

523名の方にご参加いただきました。

本日は道徳授業地区公開講座がありました。これは保護者や地域の皆さんを含め、広く都民の皆さんに東京都の学校の道徳教育を知っていただくために、教育委員会と学校が共同開催する事業のひとつです。多くの学校で通常の授業公開と併せて実施していますが、本校では低、中、高学年それぞれの発達段階の授業を見ていただけるように道徳の授業を1,2,3時間目とずらして公開しています。
 1年生の道徳授業

 6年生の道徳授業

(全クラス、1時間は道徳、2時間は他の教科の授業を参観していただきました。)
5年生の国語の授業

多くの皆様にご参加いただき、来校者数は合計523名でした。児童数327名の学校としては大変な数で、教室の中に入れず、廊下から授業をご覧になっている方もいました。
 

4時間目の講演会にも多くの皆さんにご参加いただき、講師の前全国小学校道徳教育研究会会長 大原先生より貴重なお話しを伺いました。「子供には幼いうちから『ならぬことは、ならぬ』としっかり教え、自分で考える基準となるものを与えていくこと」「思いやりを身をもって味あわせるなど、道徳的成功体験を意図的に与えていくこと」など、私たち大人の役割として家庭・学校・地域が協力していくこと重要であることを実感しました。また、「雨ニモアテズ」という宮沢賢治の詩のパロディを紹介いただきました。優しい語り口でしたが、甘やかし負荷を与え鍛えることなく子供を育てていくことへの警鐘を鳴らしておられました。「原石である子供達は、鍛えなければもったいない。」先生の語られた、この精神を忘れずに日々の学校教育を進めていきたいと思います。