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校長日誌
2023年2月の記事一覧
いしずえ334
■定期考査中の校舎は静まりかえっています。廊下を通るとピリッと
した緊張感が伝わってきます。「鉛筆の音だけが聞こえる」と言いた
いところですが、ほぼ全員がシャープペンシルなので、さほどの音は
聞こえてきません。中学の教室から鉛筆削りがなくなって久しいです
ね。私は、消しゴムつき鉛筆や、赤青がドッキングした鉛筆を削って
結果はともかく、準備は怠りなく、神聖な(?)気持ちで試験に臨ん
だものです。それはさておき、皆さんの健闘をひたすら願っています。
(2月27日飯田芳男)
いしずえ333
■1936年2月26日の2.2.6事件の日は積雪36cmだったとか。
今日は透き通るような青空が広がっています。青空の向こうに、平和を
願う世界中の人々の笑顔があることでしょう。心はいつも青空でありた
いですね。 (2月26日飯田芳男)
いしずえ332
■北風が強く吹いています。風速が7メートルです。日頃は2メートル
までは「風がないね」とつぶやきますが、今日は「風が強い」と言って
しまいます。一中生の皆さんの週末は、風に立ち向かうかのような凛と
した形相で勉学に励むのでしょう。応援しています。
(2月25日飯田芳男)
いしずえ331
■今年もこの時期、大学の授業を思い出します。『梅一輪 一輪ほどの
あたたかさ』という句が紹介されるからです。教授が「ンメ」と発音す
るのが正しいと語っていました。それが通説かはともかく、私は、意識
して「ウメ」と言わないようにしている今日この頃です。
(2月24日飯田芳男)
いしずえ330
■今日は天皇誕生日です。4月29日が天皇誕生日という印象を受けるの
は、私だけかもしれません。さて、今日は「名古屋でタンポポが開花する
日」です。「太陽・月・星のこよみ」に出ていました。でも一中生の皆さ
んは「そんな悠長なこと言ってんのは校長だけだよ」という心境でしょう。
失礼しました。明日は力が発揮されることを願ってやみません。
(2月23日飯田芳男)
いしずえ329
■2のぞろ目の日です。「♫すうじの1はなあに」で始まるすうじの歌で、
2は「♪おいけのがちょう」です。ガチョウはガンを家禽(かきん)化し
たカモの一種です。家禽とは、食用の肉や卵、羽毛を得ることです。私は
この頃、池の水鳥を、ざっくり「かるがも」と思っていましたが、アヒル
の祖先がマガモで、ガチョウの祖先がガンだとか。今日から真剣にガチョ
ウ探しの旅に出ます。すうじの歌を口ずさみながら…。
(2月22日飯田芳男)
いしずえ328
■3年生の皆さんの多くが、緊張した面持ちで一日を過ごすことでしょう。
少しでも「リラックスして」と願うばかりです。私が中3の時は、問題用
紙を配る先生の手が震えていて、「誰もが緊張するんだ」と思ったら幾分
落ち着きがもどってきました。私の体験はさておき、会場で力を発揮でき
るよう応援しています。 (2月21日飯田芳男)
いしずえ327
■1878年の今日、『旅券』という言葉が法令上初めて使われたので
2月20日が旅券の日だそうです。パスポートと呼ばれていますが日本
でのパスポート保有者は、4人に一人だそうです。パスポートは自分の
国籍がある政府が発行します。ビザ(査証)は渡航先の国が発行します。
世界数か国を回るときはどういう手続きをすればいいのでしょう?一中
生の皆さんは備えておくといいですね。 (2月20日飯田芳男)
いしずえ326
■今日はプロレスの日です。レスラーの活躍に、私より上の世代は街頭テレ
ビで声援をおくっていました。プロレスは大人気のスポーツでした。私も大
好きでした。私が小学校6年生の時、自宅付近で人気レスラーと会いました。
どうやら自転車でトレーニング中だったようです。その自転車を私も自転車
で追いかけ迷子になりました。プロレスというと思い出すエピソードです。
(2月19日飯田芳男)
いしずえ325
■1911年の今日は、世界で初めて郵便物が航空機で運ばれたそうです。
そこで今日はエアーメールの日です。私は航空便を人生で10回も利用して
いないのでピンときませんが、ご愛用された方々にとってはメモリアルな日
だと思います。以前勤めていた学校の近くに国際郵便局がありました。特色
がある局だったのですが、良さを理解せぬまま異動となり、利用しなくなり
ました。今はあるのでしょうか。宿題とします。(2月18日飯田芳男)
いしずえ324
■今日は天使のささやきの日です。1878年の今日、北海道幌加内町でマイ
ナス41.2℃を記録しました。これにちなんで制定されたとのことです。
マイナス20℃以下になると空気中の水蒸気が凍ってできる氷の結晶「ダイヤ
モンドダスト」を天使のささやきと呼んでいるそうです。雪や寒さのもつイメ
ージをプラスに転じる名称にしたのが素敵ですね。私はこの話題から、スリー
ディグリーズが歌う「天使のささやき」が聴きたくなりました。
(2月17日飯田芳男)
いしずえ323
■氷点下の朝となりました。立春は過ぎても吐く息の白さに真冬であること
を体感しました。今日の風は北風で2メートルですが、昼間は無風だと感じ
ました。最近はスマホで立川の天気は、露点や気圧、視程も表示されます。
今日の立川の露点は-8℃、気圧1028ヘクトパスカル、視程は12キロ
でした。露点は、水蒸気が霧となって表れた時の温度らしい?ですが今一歩
イメージできません。早速理科の先生に聞いてみようと思います。
(2月16日飯田芳男)
いしずえ322
■中学生のころ、三鷹駅西の跨線橋(こせんきょう)を歩いてみたいなと思
っていました。全長93m、幅3m、高さ10mです。作家の太宰治が好ん
で訪れた場所だということです。この跨線橋(正確には跨線人道橋)を歩き、
富士山を眺めたいという小さな夢も、私が、「今度。またいつか。」という
ように、具体的に計画を立てないので、思い立ってからおよそ50年も経過
してしまいました。でも、やり残している夢があるのも楽しいです。
(2月15日飯田芳男)
いしずえ321
■給食にチョコチップパンが登場しました。バレンタインデーですから嬉し
いですね。私が子供の頃、箱に入ったサンドイッチが年1回出されていて、
大人気でした。風邪で休んだ時、友達がなんとサンドイッチを我が家に届け
てくれました。10㎝四方の箱に入ったサンドイッチ三切れでしたが、とっ
てもおいしくて、今もなつかしんでいます。マーマレードとイチゴジャムと
ピーナツバターという信じられない組み合わせでした。さらに給食のテイク
アウトOKもすごいです。あっ!バレンタインデーなんて なかったです。
(2月14日飯田芳男)
いしずえ320
■先日ふと、ある年に学級の歌ということで「♪青い空に絵をかこう」と
いう曲を歌わせていたのを思い出しました。小学校2年生の学級でした。
私も「青い空に絵を描く」という発想が嬉しくて、子供たちとサビのとこ
ろを「エイヤー」と元気に歌っていました。折しも今年、40歳を過ぎた
教え子の賀状には、「青い空にはドラマがいっぱいです」と記されていま
した。空に何を描こうか?と見上げるのはいいものです。顔を上げれちょ
こっと元気になりますから。 (2月13日飯田芳男)
いしずえ319
■一中「美の巨人たち」は日々、真摯な創作活動に取り組んでいます。作品
の心が一中生に届いています。学校生活全体が創作活動です。日々好日を願
うばかりです。 (2月12日飯田芳男)
いしずえ318
■昨日は先生方が校門付近で雪かきを行いました。凍結防止に役立ったこと
と思います。降る雪を眺めながら、三好達治の詩「雪」をつぶやきました。
『太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む。 次郎を眠らせ、次郎の屋根に
雪降り積む。』 雪かきも子どもを眠らせることも大仕事です。
(2月11日飯田芳男)
いしずえ317
■朝礼台の雪だるまが微笑んでくれていました。あいにくと私立入試の日
が雪になってしまいました。受験した生徒の皆さんおつかれさまでした。
私立入試は週末がピークですが、週明けも続きます。ベストコンディショ
ンで受験してくれることを願っています。朝から用務主事は融雪剤をまい
たり、雪を掃いたり大忙しです。今日も陰になって働いてくれている方々
に感謝しながら過ごします。 (2月10日飯田芳男)
いしずえ316
■♪『雪』を学級で歌わせたことがあります。私は冒頭から間違えました。
小学校3年生に「ゆきやこんこん」と歌わせてしまいした。児童が下校後
間違いに気がつきました。「ゆきやこんこ」なんですね。ゆきもあられも
「こんこ」が正しい歌詞です。「来ん来ん」という言葉が土台なので、雪
よもっと降れ、という子どもの気持ちが歌詞になっていると学びました。
さて、雪の予報がでています。降りすぎないような雪であってほしいです。
(2月9日飯田芳男)
いしずえ315
■今日は針供養の日です。祖母は2月8日には針仕事をせず、折れた針の
整理をしていました。祖母の言葉を借りると「針は硬いものに刺すので、
2月8日は針をいたわる意味で休ませてあげて、折れた針は柔らかいスポ
ンジに刺し、ご苦労様という気持ちで処分する」とか。祖母は、「本当は
豆腐に刺して神棚に置くけど、豆腐がもったいないからね。」と笑ってい
ました。今になって、物を大事にするってこういうことなんだと理解しま
した。針供養で有名な浅草寺の淡島堂や富岡の粟島神社はにぎわっている
ことでしょう。 (2月8日飯田芳男)
いしずえ314
■耳に入ってくる言葉と、自分の関心が食い違うと、まったく違う言葉を
思い浮かべてしまいます。先日、歯医者さんで「にゅうしが終わってよか
ったね」とお母さんが子供に話しかけていました。私は瞬時に入試を思い
浮かべました。でも、どうやら親子は乳歯の治療が終わったことを述べて
いたようで、職業柄「にゅうしと言えば入試」なので思わず苦笑してしま
いました。ところで、私はこの頃、駅の英語のアナウンスが聴き取れず気
になっていました。昨日ようやく電車が近づいて来た時、よ~く耳を澄ま
してみて「Your attention please」と、言っているらしい?と予想し
ました。でも自信がないので、今日もホームで耳を澄ましてみます。
(2月7日飯田芳男)
いしずえ313
■早春賦と言う歌は『春は名のみの風の寒さや』で始まります。小学校6
年生には歌わせる前に「どんな意味?」とたずねるのが定番でした。する
と「立春とは言っても名ばかりで、今日も風は冷たく寒い日があります」
と言う答えが返ってきます。今頃の時期にはこんなシーンを思い浮かべて
います。でも、小学校1年生を担任していた時は、この時期『わんぱく
行進曲』を歌わせていました。この曲は、とにかく元気になります!
(2月6日飯田芳男)
いしずえ312
■今日は『笑顔の日』です。2と5で「にこにこ」と読めるので制定され
たようです。私はほめられた時、おいしいものを食べた時、いい知らせを
聞いた時は笑顔になっています。でも笑顔の瞬間というのは人それぞれで
す。いろいろな人の笑顔を思い浮かべてみます。なんだかにっこりしてし
まいます。 (2月5日飯田芳男)
いしずえ311
■節分の翌日は立春です。二十四節気の第1番です。茶摘みでおなじみの
八十八夜も、台風がやってくると言われる二百十日も立春から数えていま
す。防災上の警鐘となる春一番は、立春から春分までの期間で吹く強い南
風です。いつもながら先人の知恵に敬服しています。(2月4日飯田芳男)
いしずえ310
■節分の豆まきには、どうしても鬼が登場します。「鬼は外!」なのですが、
童話『泣いた赤鬼』の一節「どこまでも きみの ともだち アオオニ」の
優しさを語りたくなります。人間と仲良くしたい赤鬼のために、青鬼は赤鬼
にやっつけられてしまう役をやりとげます。思わずほろっとしてしまう作品
です。心があったかい鬼から学ぶことが多いです。明日は春です!
(2月3日飯田芳男)
いしずえ309
■給食は和風キノコスパゲッティでした。カボチャもキノコもおいしくいた
だきました。野菜をたくさんとれるのが嬉しいですね。私が勤めていた学校
では牛乳がビンで提供されていました。当時は、ふたを上手に開ける小道具
が大活躍していました。10センチくらいのプラスチック棒の先に、画びょ
うの先を大きくした針がついています。針のまわりはリング状の輪になって
います。「牛乳びんのふた開け器」を一中生に見せてあげたいです。
(2月2日飯田芳男)
いしずえ308
■光の春、2月になりました。中学受験とおぼしき児童を電車内でもお見か
けしました。プロ野球のキャンプも始まり、いつもの2月らしいスタートと
なっています。如月という別称ですが、諸説あるようです。「でもまだ寒い
日があるので、重ね着をお勧めします」という説に納得しています。私は小
学校6年の時、この時期も半そで半ズボンで過ごしていました。過去の栄光
です。 (2月1日飯田芳男)