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校長日誌
2023年5月の記事一覧
いしずえ427
■小学校6年生に「担任の飯田先生にだけ教えたい運動会のひみつを
本のタイトルかニュースの見出し風に書いてください。そのタイトル
や見出しを作った理由も書いてください。」と伝えると楽しく書いて
くれます。作文を書かせたら私もたっぷり返事を書きます。「作文は、
自分が自分を認める作業です。」 子供は誰もが一流作家です!
(5月30日飯田芳男)
いしずえ426
■レースの開始で出発のピストルを鳴らすスターターは、ヘッドフォ
ンをしています。私は中2の時この係でした。責任感一杯でこの任務
につきました。耳がキーンとしないようにということで、体育科の先
生が水泳の耳栓をくれました。私はその貴重な耳栓を当日の朝落とし
てしまい、代わりに、自分の勝手な判断で耳に脱脂綿を入れました。
夕刻、耳に違和感が…。綿の切れ端が耳の中に残ったようです。翌日
までとれず、振替休業日に耳鼻科に行きました。あのヘッドフォンが
当時も欲しかったです!私の『体育大会ドラマシリーズ』のひとコマ
です。 (5月29日飯田芳男)
いしずえ425
■体育大会では生徒もたくさんの係を担当してくれました。加えて、
前日までの係と当日の係の二役にたずさわった生徒もいました。誰も
が任務を果たしてくれて頭が下がる思いです。私が中学の時『タイム
を計る』任務と『あと何周』を表示するミッションで大失敗をやらか
しました。この年になっても冷や汗が出ます。(5月28日飯田芳男)
いしずえ424
■体育大会が行われました。競技中のBGMは担当者のセンスある選曲
でした。思わず口ずさんだ曲もありました。見ごたえのあるレースで
は特に曲効果が発揮され、余韻にひたり、生徒一人一人が主役の体育
大会を実感しました。 (5月27日飯田芳男)
いしずえ422
■諏訪の森公園では、いつのまにかアジサイが咲いていました。私は
勝手に6月に咲くものだと思っていましたが、植物は植物なりに季節
を感じているのでしょう。アジサイは、ソメイヨシノやハナミズキの
次は自分だとばかり、輝こうとしています。小学校1年の教室で、私
が「お花はしゃべらないからさびしいね」と言ったら、「飯田先生が
話しかけないからだよ」と言う答えが返ってきました。いつも心の中
で思い出しているやりとりです。 (5月26日飯田芳男)
いしずえ421
■私はグリコのキャラメルが好きで「あのポーズ」にしばし挑戦して
いました。その後「シェー」をしたり「シュワッチ」と、ウルトラマ
ンのスぺシューム光線発射をまねたりしていました。ラジオ体操をし
ていると、つい子供のころの様々なポーズを思い出してしまいます。
今日は『山の手空襲』から78年経ちました。私の子供のころの思い
出に戦争はありません。一中生の皆さんも、いつも平和な時代を歩ん
でほしいと切に願います。 (5月25日飯田芳男)
いしずえ420
■体育大会の練習に真剣に取り組む姿に接しながら、私の中学校時代
をいつも思い出しています。私が中1の時、体育大会実行委員長だっ
た先輩は、最近まで都内の中学の校長先生をしていました。体育科の
先生です。副校長先生をされている時お会いしました。「中学生時代
が忘れらなくて職業になっちゃったよ」と笑っていました。いや実は
私も同じです。 (5月24日飯田芳男)
いしずえ419
■給食のコロッケはとてもおいしかったです!調味料のサシスセソが
絶妙だと料理はおいしいですね。サシスセソは、言うまでもなく砂糖、
塩、酢、しょうゆ(醤油)、味噌です。子供のころ「セ」がなぜしょ
うゆなのか?「ソ」はソースでは?と疑問でした。当時、いつものよ
うに今は亡き祖母に質問しましたところ、醤油は昔「せいゆ」と言っ
てたという答えがかえってきました。こちらは納得。また、味噌は昔、
「噌」と一文字で表していたとのこと。(諸説あり)こちらには思わ
ず「うっそー」と叫びました。祖母は「『みそひともじ』って言葉が
あるでしょ。」と、サラッと大ぼらを吹いてくれました。「おばあち
ゃんそれ間違いでしょ!」とタンカを切った私でした。
(5月23日飯田芳男)
いしずえ418
■小・中学生の時は、運動会の時期に、練習でトラックを時計回りで
走っていました。カーブが走りにくくて楽しんでいました。高校生に
なって、1912年の国際陸上連盟創立後の競技規則で「走る時は、
左手が内側になるように走ると明記された」と授業で習った記憶があ
ります。同時に「根拠はない」と習った記憶もあります。ところで、
全国の競馬場10か所中、東京、新潟、中京が反時計回り(左回り)
で、他7か所は時計回りです。反時計回りが得意な馬と、時計回りが
得意な馬が存在するようです。人間だけが反時計回り限定でしょうか。
試しに両方のレースを用意してみますか??いえ、ひとり言です。
(5月22日飯田芳男)
いしずえ417
■今日は今年141日目です。一年の計は元旦にありと言いますが、
今年立てた計画を見直すにはいい時期です。30冊の小説・物語を読
む目標はまだ三分の一です。「自分に腹を立てない」はまったく守れ
ていません。「職員をほめる」「生徒をほめる」これは重要ミッショ
ン!明日からも全力をあげて実行です! (5月21日飯田芳男)
いしずえ416
■今日はローマ字の日です。「ローマ字って役に立つのかな?」と子供
の頃そう思っていました。ところがところが、パソコンはローマ字入力
が便利です。今日は古代ロ-マ帝国で使われていたラテン文字の発明?
に感謝しながら、多少の歴史を思い浮かべ入力しています。一例ですが
「し」は「si」でも「shi」でも示されます。ローマ字のドラマを探って
いこうと思います。 (5月20日飯田芳男)
いしずえ415
■小学校1年生の担任の時、運動会の「表現」を指導しました。めざ
せポケモンマスターの曲で踊ります。性能が良くないビデオとウォー
クマンを武器に、私が踊れるようになるまで、夏休みから特訓しまし
た。小学校1年の担任は、児童に背中を向けて教えます。完璧にマス
ターしなくてはなりません。本番までの3週間は「ポケモン ゲット
だぜー」と叫びながら出勤しました。さらに50メートル走も指導し
ます。ピストルは弱音装置付きで、腰の下で打ちます。「速く走れま
すようにと3回祈ってね。」と。今は非科学的な指導を反省してます。
でも大人になった子供たちが「ポケモンの踊りは今も踊れます」と、
言ってくれているのが嬉しいです。 (5月19日飯田芳男)
いしずえ414
■気温が高くなりました。一中生の健康を案じています。そんな暑さ
の折、北校舎は涼しいです。これから校舎全体があたたまるのかもし
れません。南校舎と北校舎の気温差はややあるように思います。管理
員さんはこれからが受難の季節。夜10時まで巡回しますが、生徒の
下校後は窓を閉め切るため、サウナ状態の巡回で汗びっしょりです。
早朝も夜も学校を支えてくれていつも感謝をしています。
(5月18日飯田芳男)
いしずえ413
■昨日の音楽鑑賞教室で、「トランペット吹きの休日」という演奏を
聴きました。軍隊に勤めるトランペット吹きが、休日を楽しむ様子が
わかる演奏です。名演奏に聞き入りながらも、私が中学の時の名実況
を思い出しました。この曲を流しながら「第2コーナーを回って先頭
はA組、先生方はすでに大きく離されました…」放送委員として全員
リレーを実況していました。そんなに教員チームは離されていなかっ
たのですが…つい言葉が過ぎました。それにしても運動会にぴたりの
名曲です。個人の感想です! (5月17日飯田芳男)
いしずえ412
■栗山英樹監督の栗山ノートの一節です。『うまくやろうとするな』を
時々思い出しています。「人が成熟する速度は、その人がどれだけ恥に
耐えられるかに比例する」という補足説明がありました。私は「何事に
も自分なりに努力を惜しまないこと」と解釈しています。でもやっぱり
何事もうまくやりたいです。しかし、今日、駅の改札をスマートに通り
過ぎるつもりで、思わず我が家の鍵でタッチ!。表示が赤くなり、けた
たましく(私にはそう聞こえたのです。)ブザーが鳴りました。私の顔
も赤くなりました。恥には耐えられるのが自慢です!
(5月16日飯田芳男)
いしずえ411
■1972年の5月15日にアメリカとの沖縄返還協定が発効されました。
この日から沖縄が日本に返還されました。「同じ日本でありながら…」と
いう思いでいっぱいです。あれから51年、1972年ごろの一中の体育
大会は「体育会」となっていました。開校まもなくから体育会のようです。
男子は、つめえりの服です。立川一中にも「戦後のドラマ」があります。
今日の平和をもたらしてくれた諸先輩に感謝です。
(5月15日飯田芳男)
いしずえ410
■社会科の資料集「立川」の改訂を機会に、残堀川と玉川上水が交差する
ところを見に行きました。私は何度見てもうまく説明できません。その分
担当した先生は上手に解説しています。柴崎用水も同様に先人の知恵が詰
まっています。キーワードはどちらも「サイフォン式」です。私は時々、
珈琲をサイフォンで入れながら、理屈を学んでいます。
(5月14日飯田芳男)
いしずえ409
■メイストーム・デーの13日です。どうして今日が記念日なのか調べが
つきませんでした。週末は天気がくずれるようなので「五月の嵐」が起き
ないように祈るばかりです。気圧の変化が激しいと体調にも影響しますね。
私にとっては血圧も重要です。マイストーム・デーは避けたいです。
(5月13日飯田芳男)
いしずえ408
■自己紹介のカードが掲示されていました。名前と顔を思い浮かべ、それぞ
れ、私の○○〇、好きな○○〇…が書かれていて楽しませてもらっています。
印象的な記述は、好きなテレビ「連続テレビ小説」 私の小学校時代「昭和
〇年」 好きな季節「晩秋」…でした。思いっきり年齢層が高そうな方々の
掲示物があって時を忘れました。 (5月12日飯田芳男)
いしずえ407
■「グリコ」「パイナップル」「チョコレート」と、なつかしい言葉が聞こ
えてきました。グーで勝つとグリコ!三歩前に進みます。相手を追い越すか
相手にタッチするかで勝ち負けを味わいます。校長室前ストリートが昭和の
路地になっていてホッとするひと時です。放課後なので先生方、どうかお目
こぼしを!カンチン、ロクムシ、だるまさんがころんだ、馬飛び…大学生に
なってもやっていました。「逃走中」は昭和の時代もやっていました。あっ
名称はドロケイ!ぜひ校舎内でやってみたい!先生方、どうかお目こぼしを。
(5月11日飯田芳男)
いしずえ406
■連休中に教え子の結婚式に出席してきました。新郎新婦は小学校4年生
で学級が同じでした。4年生で席が隣同士になったのが縁だと言って、盛
り上がっていました。その座席を決めたのが私でしたから!担任の責任は
重いですね。私は小学校の経験が長いですが、教員の習性?で、いつまで
も児童の顔を覚えています。1年に1回は「みんなどうしているかな」と
学級単位で、平等に顔を思い浮かべます。小学校時代の顔ですが…。しか
しこの頃は、私のほうが教え子に見守られています。
(5月10日飯田芳男)
いしずえ405
■ツバメの姿を見かけるようになりました。ツバメは泥のような湿った土
で巣をつくります。雨に濡れにくい場所を選ぶので、賢いなと思います。
そのうえ、わざわざ人の多い場所で巣作りをしています。天敵から身を守
るため、人間が多いところのほうが良いのでしょう。ということは学校は
まさに好立地ですね。一中でも探してみようと思います。ツバメは、前回
使った(作った)巣を利用する習性があるので、毎年似たような場所にや
ってくるはずです。でも、餌をさがすツバメが、土の上を歩いているのを
見たことがありません。なぜでしょう?チャットGPTでツバメ語に翻訳し
て、話しかけて聞いてみようと思います。 (5月9日飯田芳男)
いしずえ404
■今日は世界赤十字デーです。アンリ・デュナンの誕生日です。デュナン
はスイスの実業家であり、国際赤十字社の創設者です。第一回目のノーベ
ル平和賞受賞者でもあります。デュナンの業績が、小学校5年生の国語の
教科書に載っていました。当時一緒に学んだ子供たちは、一中生の皆さん
の保護者と同じ世代かなと思い出していました。平和や安全を維持する心
を学校生活から発信したいです。 (5月8日飯田芳男)
いしずえ403
■能登地方で地震の被害に見舞われた方々に、お見舞いを申し上げます。
立川から、故郷北陸に戻った教員の顔も思い浮かべ、案じています。出校
して学校の整備に尽力しているはずです。私も気持ちを引き締めています。
(5月7日飯田芳男)
いしずえ402
■今日は立夏、暦の上では夏が始まります。一方能登地方では大きな地震
がありました。時折、自然界は容赦なく私たちに「わざわい」をもたらし
ます。これ以上の被害がないことを祈るばかりです。
(5月6日飯田芳男)
いしずえ401
■昭和22年の4月に開校した本校は、5月5日に開校式を行いました。
この開校式の日が開校記念日になっています。当時60数名で開校した
本校も77年目に入ります。また今日から新たな歩みを進めます。校舎
は何も語りませんが、一中生のドラマをじっと見てきました。生徒の喜
怒哀楽を受け止めてくれた一中に感謝です。 (5月5日飯田芳男)
いしずえ400
■みどりの日は、Green DayかあるいはMidori-No-Hiと表記するのか、
Greenery Dayと表すのか気になるところです。でもどうやら、緑色の
日というわけではなく、植物の葉の緑を表す単語を用いるのが通説の
ようです。この件は英語科の先生に質問してみようと思います。とも
あれ、今日だけでなく、植物を愛で、緑ある環境づくりを応援したい
と思います。ところで、教室の黒板は、全国的には「みどり」が多い
です。緑板と呼ばない先人の優しさは見事です。(5月4日飯田芳男)
いしずえ399
■憲法記念日なので、日本国憲法の前文を読み返してみます。大学の時
は、「憲法」に合格しないと卒業できなかったので丁寧に取り組みまし
た。卒業はできましたが、憲法の理念が身についたかと言うと、とても
合格点ではありません。今になっても、まだまだ勉強です。子どもの頃、
私は「我が家の憲法」を作成しました。「家族は末っ子の私を常に可愛
がる」を第一条に掲げました。いまふうに言うとドン引きされました。
(5月3日飯田芳男)
いしずえ398
■今日は立春から数えて88日です。茶摘(ちゃつみ)の歌詞を、つい
口ずさんでしまいます。♪夏も近づく八十八夜(トントン)と手遊びを
入れて歌うと楽しいですね。八十八夜は、88日目の夜が過ぎたという
意味で、農作業の目安にもなります。立春を1日目と数えます。八十八
夜の今頃摘んだ「一芯二葉(いっしんによう)」という、若い芽2枚と
芯芽だけでつくるお茶は、最上級品と言われています。季節の移ろいを
楽しむ先人は「初物」にも敬意を払っていたのです。私も、せめて今宵
は急須で入れた日本茶をいただきます。 (5月2日飯田芳男)
いしずえ397
■鯉のぼりを気にかけて歩いてみますが、なかなかお目にかからなくな
りました。よそのお宅の鯉のぼりを探しているので、「見当たらない」
と言っては失礼な話ですね。我が家では上げたことがなかったのですが
一番上に上げるのが「吹き流し」という説があります。五色の吹き流し
は、青が春、赤は夏、白は秋、黒は冬だそうです。では黄色は?土用だ
そうです。でもこの五色は「魔除け」だと民俗学の授業で習ったことが
あります。ちなみに教授は「五色はごしきと読む」と教えてくれました。
ともあれ、一中生の成長を願って、柏餅をいただき鯉のぼりを眺めます。
(5月1日飯田芳男)