日誌

クリティカル・シンキング講座(最終回①)

根拠を明確に主張、そしてスピーチの冒頭には“つかみ”の言葉
 「中学生のためのクリティカル・シンキング講座」もいよいよ今週で最終回を迎えました。これまで4回授業を行い、集団討論や個人スピーチを通してクリティカル・シンキング、メタ認知について学んできました。その主張の内容は、事実にもとづいているのものか?意見か?理性か感情か?責任の所在はどこにあるのか?などを中心に、そして、話し方では、特にハキハキ話すこと、つかみを入れることを重点にスピーチを進めてきました。
 そして、昨日1月18日(月)は、3つのクラスで授業がありました。代表に選ばれた生徒がクラスの全員に向けてスピーチを行います。その堂々とした話し方と、3分の時間を目一杯有効に使い、根拠データに基づき論理的に話す姿には感心しました。今回は4人1組でのスピーチの段階から自分のスピーチにおける目標を聞き手に伝えて話をしました。なかには、みんなの気持ちをひきつける「つかみ」を入れることを目標に掲げた生徒もいました。その生徒は、「皆さん、すでにスマホやインターネットに支配をされているかもしれません」と注意をひきつける言葉でスピーチをはじめ、聞き手の気持ちをつかんでいました。
 今日1月19日は、2クラスで最終回の授業、代表スピーチがあります。今日はどんなスピーチが展開されるのか、とても楽しみです。

○身振り手振り(ジェスチャー)を交え、熱く語る生徒

○落ち着いた態度で、堂々と論理的に3分しっかりとスピーチする生徒

○聞き手の心をつかむイントロの工夫をする生徒