日誌

スキー移動教室3日目

成長を遂げた3日間
スキー滑走も上達しました


 スキーを始めるとき、経験のない生徒は多くの不安と期待が入り混じった気持だったと思いますが、なんと3日間ですべての生徒がリフトに乗り、最終日には雪山の上からさっそうと楽しそうに滑り降りてくる姿を見ることができました。今回、スキーをするのが嫌だと気持がなえてしまう生徒が一人もいなかったことが大きな成果です。インストラクターの方々の適切な指導と学ぼうと臨んだ生徒の気持ちが一致したことにより、全員がスキーの楽しさを満喫することができたと思います。生徒の3日間の成長は大きなものがありました。それは、スキーの腕前と同じように集団生活での行動にも表れていました。1日目は全体がなかなか静かにならず、「いただきます」ができなかったり、集中する場面を作るにもある程度の時間を要しました。しかし、2日目、3日目と集団での場を重ねることで、今どうする必要があるのかを考えられる生徒が増えていき、最終日の全体の場の集中度は始まった段階とは雲泥の差が見られ、生徒の成長ぶりを実感することができました。スキー移動教室を迎えるにあたって、事前に校内生活で「チャイム着席」「いただきますの時間の厳守」などに実行委員会や班長などが声掛けを行い、みんなの意識を高める努力をしてきました。その実践がここに実を結んだのでしょう。生徒たちは力をつけ、今2年生に進級する気持ちを高めています。